仕事?

 

今日はカナタ が大量に仕事をためて過ぎて(いつもの事)、めずらしくカイルは一人で寝る事になっていた…

はずなのだが…………

 

 

「………なんでここにいるの?」

足下のシーツの方からごそごそとカナタが侵入してきている。

何故その少年だと気づいたかと言うと、足が見えているからだ。

 

「えへv逃げてきました♪」

シーツの中からそんな声が聞こえる。

その言葉に『しょうがないな〜』と思いつつも、カイルは苦笑し身体を捻り、シーツの中に潜ってゆく。

大きなベットなのだから、二人入れない事もないだろう。

 

「わ〜いvカイルさんの顔がこんなに近くにvvv」

ガシイッとカナタの手がカイルの頬を挟む、

「カナタっ」

シーツの中は薄暗く、思ったよりも接近し過ぎたらしい

「あはは♪ こんな事もあろうかと思ってランプ持ってきました、」

シーツの中で明かりがぽおっと灯り、中を明るく照らし出す

真正面に少年の顔を見つけ、カイルは少しドキリとなる

出会った時よりも、大きくなっていた…

 

「何か秘密基地みたいですよね、」

こそこそと声を潜めてカナタが喋りかける

「そうだね、」

少年の言葉にカイルは昔を思い出し、淡く微笑む

えへへとカナタは照れ笑いをする、

ランプの明かりに灯されたカイルの微笑みは本人が自覚していなくても、かなり色っぽかった。

 

「あのっカイルさんに勉強教えて欲しくて!」

明かりのためか、カナタの顔は真っ赤に映って見えた、

「ここで?」

「はい♪」

「…うん、いいよ」

この少年のいつまでも変わらない、子供らしさにカイルは楽しそうに微笑んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

「は?カナタ殿の仕事ですか?一瞬で終わらせてましたよ、…まったく、いつもあれくらいでやってくれれば一一一…(以下略)」

相変わらず、その能力も頭の中身もはかり知れない少年であった。

 

                                   終えます