カイルさん行方不明事件

 

 

「ガイルざんがいばぜん………(泣)」

 

わざわざ人が大量に集まっている所に来ての言葉だ。

鼻水をぐすぐす言わせての半泣き具合は、何となく同情を誘う…。

「カイルさんがいないって……お家ヘ帰ったんじゃ…?」

地図を抱えたテンプルトンが首を傾げて問う。しかし、カナタはそれに首を横に振って答えた。

「(家にも)い゛ない゛…」

だばーーーーーーっ…と涙が流れる。

 

そう…カイルは昨日ぐらいから行方がわからなくなっていたのだ………

 

 

 

一日目…。

「カイルさんがいませんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

酒場に乱入し、絶叫を放つ少年だ。同盟軍リーダーカナタ…その脳みその中には、カイルのコトしか入っていないらしい。(それはそれであっぱれだが、)

「ちょっと出かけてるだけじゃないのか?(汗)」

「いえ!絶対違います!!きっと誰かに誘拐されたに違いありません!!(怒)おのれ〜〜〜〜〜!!にっくき犯人めっ!!捕獲したら絶対逆さまに吊るし上げて、羽ぼうきで一日中くすぐりまくって!水を飲ませる時にもくすぐって!鼻から水を吹き出すという恥ずかしい目にあわせて笑い死にさせてやりますーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

一気に叫ぶと、ダーーーーーーーーーーーーー!!と走り出してしまう…。

いつもならば、この程度の騒動で終わるのだが…………

 

 

 

三日目………

「いない……」

―――――――――以前と走るスピードは全く変わっていないのだが、全く表情が変わっている。そう、鬼気迫る(しかも、暗黒オーラ放出中)といったような…。

「てか、死刑……。」

しかも、ぼそっと不穏な事を呟いている。

聞いてしまった幾名かのメンバーは硬直してしまった。

 

 

 

一週間後………………

「…………………」

『怖い……………(汗)』

全てのメンバー達の心中だった…。

無表情で城内と外を往復少年の有り様は、なんというか……………形容し難い物がある。全身から殺気がみなぎっている……。

 

「―――――カナタ様、きっと…(汗)」

「お前かーーーーーーーーーーーーー!!!犯人はーーーーーーーーーーー!!(怒)(◇□◇シャーッ!)」

慰めようとした兵士Aが、錯乱したカナタの被害にあったv

「わーーーーーーーー!!カナタ!!止めろ!!(汗)ロープロープ…ぐはっ!!」

「うわっ!?見事なラリアットが決まったぞっ!?(汗)」

「誰か『秘密兵器』を連れて来いーーーーーーーーーー!!」

 

 

〜秘密兵器の投入〜

「さあ!お姉ちゃんに話して見なさい!」

ビシッと、精一杯お姉さんぶってナナミが言い放つ。

 

「う〜〜ナナミ〜〜〜〜(泣)」

すでに、止めに入ったメンバー達をも撲殺(?)し、カナタは最後の1人を放り投げて(首を掴んでいたらしい…)悲しそうな顔でナナミを振り返った。

「カイルさんが、一週間もいなくなって、かくかくしかじか…」

簡潔に説明する。

 

「カナタ!よーくわかったわ!でも、罪もない人を殴り倒しちゃダメよ!!」

おおっ!と周囲のメンバー達からの感嘆の声が上がる!

かなりいってほしかった事を、ズバリといってくれたのだ。皆の期待は報われた……………と、思いきや…

 

「でも!カイルさんを誘拐した犯人かもしれないしっ!(泣)」

「――――そうよね!よし!カナタ思う存分やっちゃいなさい!そうよ必ずどこかに犯人はいるはずなのよ!」

「ラジャー!(ぎらり☆)」

「「「わーーーーーーーーー!!(汗)」」」

また、混乱が起こるのを食い止めるべく、新たな兵器(???)ツッコミ不幸男投入される!(ちなみに、ナナミは連行?された。)

 

「ちょっ!ちょっとまて!!カイルがいなくなった前日に何かあったんじゃないのかッ!?」

フリックだ。被害者代表として押し出されたらしい。

「何か……?――――はっ!もしや!シュウから嫌がらせを受けてッ!もうここにいられないとおもってッ!?〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜おのれーーーー!!シュウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!(激怒)」

「ちがうっ!(汗)お前だ、お前とだっ!!(汗)」

ヒ〜!とフリックが慌てて叫ぶ。さすがにアレ以上ストレスをかけたら、死ぬという配慮からだろう。

「はっ?僕ですか???」

カナタは首を傾げて考え込む素振りを見せる………。

「むーーーーー…」

あれは、たしか…………

 

 

回想シーン

 

「今日のお土産は『すもも』ですーーーーーーー!!」

どこかまた出かけていたのか、カナタは嬉しそうにかごに入ったすももを取り出した。

「カイルさん、すもも好きですかvvv」

「うん、」

カイルはわずかに微笑みを見せた。

「僕も好きです〜〜〜〜vvvvv」

紫色の実の皮を向き、パクッとかじる。

カナタは、何やら思い付いたのか顔色を少し変えた。

「んーーー。ちょっと甘味が足りないでしょーか?」

「……そう?」

首を傾げるカイルに、カナタはキラリと目を光らせ………

「とゆーわけで、甘さの補充ですーーーーーーーvvvvv」

 

うっちゅ〜〜〜っ♪

 

 

 

 

「――――――で、そのままコトになだれ込んだんですけど?」

「それだろっ!?(汗)」

ビシッと突っ込む、青雷氏。

「ええーーーーーー!!?でも、いっつもこんな感じですよっ!?」

どんなんだ。(汗)

カナタが暴言を吐き、また辺りはパニック状態になってゆく。

 

「もーーーーーーーーーーーーー!!こうなったら、カイルさんのいない世界なんてどーでもいーですーーーーーーー!!(怒)世界滅亡作戦決行―――――…」

 

 

「カナタ…?」

 

 

まさに、救世主の出現だ………。

「カッ…」

「?……ただいま…?」

感極まって、言葉をつまらせるカナタに、カイルは首を傾げながら声をかけた。

その時の少年の動きは――――――…

 

音速を超えた。

 

と、後に伝えられたそうなv

「カイルさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんッッッッッッッッ!!!!!!!!」

ガシイッとタックルをかますカナタだ。

「黙ってどこいってたんですかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!(泣)思わず世界破滅とか企んじゃったじゃないですかーーーーーーーーー!!!!!(泣)」

うわーーーん!と泣きつく少年に、カイルは「世界っ……!?(汗)」と呟くが、他の疑問がまず頭に浮かぶ。

「黙って…って?ちょっと出かけるからって、ムクムクに手紙渡したんだけど……」

 

〜その頃のムクムク〜

「ムム〜〜」

 

「………(ヤロウッ!毛玉物体めっ!!)」

「はい、おみやげ…」

よくみると、カイルの手には重そうな袋が下がっていた。

「コレ……?」

「すもも…甘いよ?」

「もしかして、コレの為にッ!?」

 

「「「「「―――――――…」」」」」

 

とりあえず、ゾロゾロと帰りはじめるギャラリー達………(これ以上ここにいると後が怖い為…)

背後では、なにやら珍しくラブコメ(?)が行われている…。

 

結局………何となくカイルが1人でかけていたというだけの話であった。

巻き込まれた方が馬鹿らしいという………

 

 

 

書いた方も馬鹿らしいです!(爆死)

なにやら、思い付いたまま書き綴ったら、

訳のわからない事にっ…(泣)

すみませんっ!!(汗)>土下座