ラブラブデート実況中継
「でぇとvです♪」
「…………え?」
喜色満面な同盟軍リーダーカナタ少年…………一体誰がそんな彼を止めれるであろうか?いや、止められまい。(反語)
そして、デート(?)が決行される理由はもう一つある。
それは―――――
「さあ!しましょう!今しましょう!!速攻(?)でやりましょう!!」
「………(汗汗汗)」
やはり押しに弱いカイルの性格だろう………。
雰囲気の良いレストラン………。天気も良いし、暖かな気温なので、外に置かれている席に座ったのは成功と言えるだろう。目の前にある湖は透き通 った水をたたえ、水面はキラキラと太陽の光を反射させる…。
美しく、のどかな光景………
「はいっvカイルさんvvvあ〜〜〜ん」
「………(汗)」
―――――しかし、隣には大きく口を開き、丸で鳥の雛のような状態になった少年が一名。
テーブルに乗っているのは、チョコバナナパフェとオレンジジュースが一つずつ……。そう…それも、スプーン2つにストロー2本が一つの容器に収まっている。
「あ〜〜〜んv」
「………(汗)」
そして、それを挟んで2人の均衡状態が続いているのであった。
「カイルさーーーんvvv」
にこにこにこにこ…
その笑顔での期待に答えなければいけないような気分にさせられるカイルだ。
溜息をつきながらスプーンを取ると、そ〜っとアイスクリームと生クリームの部分をすくい上げ少年に差し出す…。
ぱくっv
「v〜〜〜♪(あーーーーv幸せですっ!思わず鼻血が吹き出そうですねっ!!)」
「………(汗)」
周りの視線が痛い気がする…(ちなみに、それはカイルの気のせいである。周囲の者達には仲の良い兄弟か、カイルを少女だと思い込みただのカップルにしか見えていないのだから)
「はい☆カイルさんもあ〜んv」
真横から抱き着かれつつ、差し出されたのはチョコソースとアイスクリームの部分。………いや、それはともかく、あ〜んvで食べろと言うのだろうか?
「あ〜んv」
「………(汗)」
「あ〜んv」
「………(汗)」
「あ〜んv」
「………(汗)」
いいかげんにしろ。とツッコミを入れたいが、カイルはついに根負けしてしまった。しかし子供を甘やかすとろくな事にはならないのだ。
その生き地獄を続け、ようやくパフェが食べ終わると……
スッ……
カラン、…と氷が鳴った。
2本のストロー(しかもハート形に曲がった)の入ったオレンジジュース………
「………………………(汗)」
「さあ!一緒に飲みましょう!」
やはり…であった。嫌な予感的中である。
「…………しなきゃだめ?」
上目遣いで尋ねるカイルだが、返事はわかりきっていた。
「してくれなきゃ嫌ですv」
きっぱり。
ズーーーーーーーーーーー
かくして、ハート形ストローで仲良く一つのジュースを飲む2人の姿がどこか遠くのレストランであったと言う……。
「やっぱりたまには外の喫茶店でデートって言うのもいいですねv」
とてもとてもとてもとてもとてもとてもとても御満悦なリーダー様だ。しかし、それに比例してカイルの方は疲れているようで、ぐったりとした顔で少年の後ろをついて行っている…。
そして、ピタリと動きを止める
「―――カナタ、」
「なんですか?」
「………」
少し間をおいて、意を決したように口を開く…………
「―――――――――今度からお城のレストランにして…(泣)」
耳まで真っ赤にしてカイルは半泣きで呟いた。
外で目立つくらいなら、黙認されている城内の方がマシだという正直な気持ちであった………
「はいv次はハイ・ヨーのレストランでデートですね!(よっしゃーー!!)」
この勝負!(してない。)ちゃっかり次のデートまで取り付けたカナタ少年の作戦勝ち!
あああ…(汗)
今いちな話になってしまいました…
すみません〜〜〜(汗)
しかし、このネタなら5行で終わってしまいますよね…(遠い目)
あはははははは…>そ〜っと遠ざかってゆく