ただひたすらな愛のメッセージ

 

 

解放軍時代、同盟軍、と、まるで運命に導かれるように参加し、その同盟軍から15年たった今現在もこうやって戦いに参加している……。

「人生って言うのは不思議な物だな…」

少し悟ったような言葉を呟いていると、遠くの方から現在のリーダー格である2人が歩いてきているのが見えた。

炎の英雄の名をついだと言うカラヤのヒューゴとこの城、トーマスくん城城主であるトーマスだ。

 

「フッチさん、」

「やあ、またブライトに乗りたくて来たの?」

そう声をかけると何故だか、少年、ヒューゴは困ったような嫌そうな顔になった。もう1人の少年…いや、青年の方は少し困ったような表情でその少年を見ている。

そして、その青年、トーマスの方が先に用件を切り出してきた。

「あ、あの…………確か、15年前の統一戦争に参加なさったことがあるんですよね?」

「前にアップルさんから聞いたんだけど、」

どこか素直と言うか子供らしい様子が、以前2人のリーダーと比べてまともで、どこか安堵感を感じる…。

「ああ、そうだよ」

そういうと、2人は何故か嬉しそうな顔をした。

「よかった、今晩講談を聞きに来ませんか………?あ、もちろん僕がするんじゃないですけど…」

「講談?」

「15年前の英雄の話をするって、」

 

15年前―――――――

 

ピシリッ…

嫌な予感に凍り付く…。

「アイクさんがえっと………デュナン統一戦争のリーダーって言う人の手記を手に入れたので………」

指し示したのは、古びて貫禄のついた赤い本。

………確か、元々は鮮やかな赤色であり、いかにも日記帳という雰囲気の物だったはずだ……。15年の年月がいかにも『手記』といった高尚な物に変化させたようだ。

「中………は見た?」

咽がからからに乾いてしまっている……

「え………いえ……?」

「今日の夜初めて開きます」

きょとんとした表情で2人。

「……………(汗)」

――――――何か非常にまずい事態になっているのかも知れない。

『あの』リーダーがまともな日記をつけているはずがないだろう…。

「じゃあ、あの、これで………舞台係の当番なので…」

「オレも手伝う」

「あ……いいですよ、そんな」

そんなことを言いながら、2人は遠ざかってゆく。

「………」

何故だかとても疲れた…

 

ぱたぱたぱたぱたぱた…!

 

「フッチ〜〜〜〜〜〜〜…(泣)」

「うわあ!?カナタさんっっ!?(汗)」

だぅ〜〜〜〜…と泣きながら彼等と入れ代わるように歩いてきた者は、15年前とまったく変わっていない姿の、英雄、『カナタ』。視線を下げないと、いけないのが何故か違和感がある。

「あの本取り替えして下さいーーーーーーーーーーー!!!つーか取り返せーーーーーーーーーーー!!ともかく、竜でもなんでもつかって焼き払うやら、舞台を破壊するやらの対処をーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

「ブライトでそんなことは出来ませんッ!!(汗)」

性格もまったく変わっていない…。

しかし、一体なんでこの城に逗留しているのか……?しかも、彼だけではなく、トランの英雄『カイル=マクドール』まで一緒にここにいるのだ。理由はノーコメントらしいのだが……

「あの手記って……ほんとにカナタさんの物なんですか?」

「ふっ……」

一拍空く。そして、どこか遠い目をして…

「手記って言うか、『カイルさんの愛の観察日記』ついでにいうと、発禁物です………」

「!!!!!」

とてつもないことを言われた気がする。

「そ……それでカイルさんは………?(汗)」

恐ろしいながらも、なんとかそう問いかけることが出来た。

「日記の流出(落としたらしい)がついさっき知られた時点で、口聞いてくれなくなりましたよ………(泣)」

良く見てみると、頬に真っ赤な手形がついている。

「このまま購読会なんかされたら僕とカイルさんの仲は氷点下の勢いに突入ですーーーーーーーーー!!!それどころか、ソウルイーターで大殺戮大会が開催されますーーーーーーーー!!!!!(泣絶叫)」

「…………(そ、それは…)」

非常にまずいような…。

「竜で焼き払って下さいーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!払いまくれーーーーーーーーーーー!!!!!!(泣)」

 

そして、暴走した少年が、ブライトに頭を齧られたりなんやらと色々あったが、ともかく、ミッションAは開始された…。

 

 

「名付けて!フッチが敵陣に乗り込み!重要書類(?)を取り戻すぞー!作戦!!」

「………」

そのまんまだ…というセリフを飲み込み、フッチは仕方なく舞台裏へ向かう…。そして、本を預かっているらしいナディールに話し掛けるが…

 

「駄目ですね」

 

「そ、そこをなんとか…」

サッ!と見えない位置から、カナタがプレートをあげる。そこに書かれているのは……

「『少しだけでいいので…、15年前の事で懐かしく思っているので、見せてもらえませんか』……」

セリフである。

フッチの言葉にナディールは芝居がかった仕草で首を振ると、口を開く。(仮面で見えないが)

「そうして上げたいのは、山々なのですが、城主様からの厳命で、「夜まで大切に保管しておいて下さい」との事ですので、何人たりとも講演まで触れさせることは出来ないのです」

「………(汗)」

プレートには、『ね・ば・れ』と書いてあったが………無理だろう。

 

 

「やっぱり、竜に襲わせるしか…」

「だから!ブライトにはそんな事させられません!」

「じゃー!どーしろっつーんですかーーーーーー!!大体僕の日記ですよーーー!!プライバシーン侵害ですーーーー!!(怒)」

「じゃあ正直に話したらどうなんですか、」

「今さら嫌ですーーーー!!」

 

 

ぎゃーぎゃー!と騒いでいるうちに夜になった……

 

 

 

 

「………」

「………」

ざわつく酒場………いつもよりも人の入りは多く、いかに過去の英雄に人々が興味があるのかわかるだろう…。(ただ、やはりカラヤ族の年配の者はあまり来ていない)

そんな中、その本人達は恐ろしく緊迫したムードで並び座っていた。

「(読み始めです!読みはじめる直前に奪うんです!!)」

「(…………もう、『コレ』しか…『コレ』しかない……)」

思いつめたような視線を舞台に送るカナタとカイルである…。

パッ…とライトが消えた。

 

『それでは、これより統一戦争リーダーカナタの手記の購読を始めます』

 

放送が入る。

その瞬間、カナタが素早く立ち上がる!

「――――――今で…」

 

ポン、

 

「あの………」

カナタの肩に手を乗せたのはトーマスであった。

「!!!!!!!!!」

魂の抜けかけたカナタは引きつった声をだし、両手を挙げて硬直する。

「え、えっと………一つずれてほしいんですけど……」

「あ、ごめんね……」

カイルが慌てて立ち上がり、一つ席をつめる。ちなみに、カナタは意識を飛ばしてしまっているようだ。

「すみません、」

「間に合って良かったですね!トーマス様!!」

「セシル、声が大きい……(汗)あ、ヒューゴ様先に奥へどうぞ…」

「え、ああ…」

何やら座って行く中…、カナタの意識は暫くして戻ったが、時は既に遅し…購読は始まってしまっていた。

 

 

『貴方の唇は薔薇の花弁をちりばめたよう。吐息は甘く僕を狂わせる……ああ、貴方が歩くだけで美しく咲き乱れる花は全て花びらを散らし、その足下のかしづき絨毯となる…夜の空を思わせるような瞳の中に僕は星を見た…』――――?(汗)」

 

嫌な沈黙が満ちるが、読み手はプロなのか、読み続ける…。

そして、口を開いた人物が1人…。それは、その作品にたたえられている者だった。

 

「――――――カナタ」

 

その呼び掛けを気にせずに、少年はいつものように簡潔な説明ゼリフを言い放った。

「はっ!あれは僕が(一時期はまって書いていた)愛のポエム第一集!!――――観察日記(発禁)の方じゃなくて良かったですね!!」

「よっ!くっ!なっ!いっ!!!!!(泣怒///)」

 

「すっごくロマンチックですねー!」

「そ、そうだね……」

「オレには良くわかんないんだけど…」

 

感想は人それぞれだったようだ。

 

 

 

 

そして、カナタがその後どうなったかと言うと………

 

「ギャーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

特定の名がでていなかった為の恩情が取られたのか……

 

 

「あ…ブライト、綺麗に何か打ち上がったね…」←自棄

「キュイイイイ!」

 

空に打ち上げられただけですんでいた。(何故空?)

 

 

 

 

 

 

と、とりあえず、フッチはでています…(汗)

だめでしょうか…?(汗)

訳のわからなさアップアップです…(泣)

現在(10/27)まだ『3』をクリアーしておりません…;

矛盾がでてきたらどうしようかな作品です…(遠い目)

逃げ去りましょう〜〜〜〜〜〜!!!!!