彼らの秘密☆

 

 

「風呂敷の中・・・・・・って、一体何が入ってるんでしょうね・・・・・・・・・・・・」

 

唐突にそんな事をトーマスは呟く。

「え?」

そして、言われた側のヒューゴはと言うと目をぱちくりとさせてトーマスを見つめるだけだ。

そして、気の弱そうな青年は目の前をてくてくと歩いてゆくコロクを指差し、言葉を続ける。

「気になりませんか?」

「う〜〜ん・・・」

悩んだ表情でヒュ―ゴ、

「気にならないこともないけど・・・」

褐色の肌をした少年はどっちでもよいというような表情で答える。

そんな表情は、どこか元気の良い子犬のようにみえる。ついでにいうと、もう一人の少年もどこか育ちのよさそうな犬っぽく見える。

「そうですか・・・」

困ったような表情で首を傾げるトーマスに、ヒューゴも焦ったような表情になる。

 

――――――確かに、気にならないこともない、というかだんだんと気になってきた・・・。

 

人はこれを洗脳と呼ぶ。

「す、少しは気になる・・・かも。」

「ですよね!」

にこっ。

―――いつもは、気弱な笑みを見せる彼だが、たまにとてもとても魅力的な笑顔になる・・・。そんな時の彼は、確かに天魁星の流れを感じない……でもないようなあるような

「また時間があれば、調べてみたいですよね」

 

その一言で、この後の騒動が始まったのである。

 

 

 

 

「え?コロクの風呂敷の中ですか?」

「ああ、」

門番をしていた少女は、ヒューゴの問いに首を傾げて聞き返す。

城の親衛隊隊長セシルである。 その隣には現在話題になっているコロクが同じく警備して(いるように)座っている。

そして、セシルはと言うとコロクを一旦見てから、ヒューゴへと視線を戻し口を開く。

「そういえば、私も見たことないですね、」

あっさりという少女だが、でもどうしてですか?と再びヒューゴに向かい首を傾げた。

少年はあっさりとセシルに理由を告げた。

「トーマスさんが気になるっていうから、オレも気になって」

「え!トーマス様ですか!!」

びっくりという表情を見せた、少女はあっという間に表情を変える。

「じゃあ、調べてみましょう。」

「うん、」

トーマス様のため・・・最近それが生きがいな少女であった。

 

「コロク、風呂敷あけるよ?」

ヒューゴが風呂敷に手を伸ばした瞬間、

 

「・・・・・・クゥゥゥ・・・」

タタタタタタタタ・・・。

 

何を思ったか、コロクはヒューゴの手から逃れてどこかへと走っていってしまった・・・。

「「・・・・・・・・・」」

気になるっ!

――――――――そう思ってしまうのも、しょうがないことだ。

「コロク行っちゃいました〜・・・」

セシルは眉を寄せて残念そうにするが、すぐさま気を取り直し、キッと真剣な目をコロクが走り去っていった方向へと向ける。

「こうなったら!」

「なったら?」

ヒューゴも真剣な瞳で問う。

「皆さんに手伝ってもらいましょう!!」

 

あっさりした答えというか、なぜだか大事になってしまっていた・・・・・・・・・。

重い鎧の音を上げながら、セシルはメンバーを集めに走り出してゆく・・・・・・・・・・・・

 

 

 

―――――――そして、妙なところにまで飛び火するのであった。

 

「カイルさん、湖キレイですね〜〜〜」

「そうだね、」

のほーん・・・というか、ラブラブとカナタとカイルはレストラン付近の地面に腰を下ろし、目の前に広がる湖を眺めていた。トーマス君城お勧めのデートスポットである場所だ・・・。

「天気も良いし、カイルさんは隣にいるわで、今日はいい日ですよね〜vvv」

ぽかぽかと日光を浴びながら、そういう少年(3×歳)だったが、その平和は今まさに破られようとしていた・・・・・・・・・

 

ガッショガッショガッショ!

 

「暇な方は一緒にコロクを探しましょう!!」

やってきた少女が両手を胸元で握り締め、はっきりとそう断言する。

「は?」

「一緒にがんばりましょう!」

少年が?となった瞬間に、腕を掴み、速攻でカナタは連れ攫われてしまった・・・。

「あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!カイルさーーーーーーーーーんっっっ!!!!!(泣)」

「・・・・・・・・・(汗)」

 

 

 

 

「うう゛・・・・・・なんで巻き込まれてるんですか・・・こんな騒動自分が引き起こすだけで、いいんですっ!(泣)」

涙ながらに呟く少年のセリフは誰にも届いていない・・・。

他にも色々とメンバーがそろっていたが、大概のものは暇を持て余していた少年少女らであった。残りのものは、セシルとヒューゴの要請によって連れてこられたものである。

「皆さんがんばりましょう!!」

オーーーー!と、元気の良い声があたりに響いた・・・。

「とりあえず、5チームに分かれようか?」

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・・・・!

「クゥゥゥ・・・!」

畑仕事をしていたバーツは、コロクの鳴き声とよく分からない揺れに作業を中断し、顔を上げた。 そして、前方を見てみると、コロクがこちらに向かい全力疾走(遅い)をしてくるではないか。

「お、コロクオレの畑に・・・・・・・・・・・うおっ!?(汗)」

その後ろからかけてくるものを見て、真っ青になる。

それもそのはずだ。

 

「ヒューゴ様!そっちです!!」

「コロク、風呂敷の中を見るだけだ!!」

「キュィィィイイン!」

「このぶどうおいしいですね・・・」

「コロクさんの風呂敷の中身を見ることが修行になるのでしょうか?」

「うん!きっとなるよ!!腕相撲勝負もしてもらわないとね!」

暴走集団。

 

「うわあああああっ!!オレの畑を荒らすな〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!(汗)」

バーツの悲鳴が、畑から城中へと響き渡ったという・・・。

 

 

 

その頃、他の4グループもコロク以外の風呂敷犬4匹を捕獲に行き、城内は一時騒然となっていた。

 

「・・・・・・・・・」

――――――そして、その騒動を窓から眺めているものがいた。

いわずと知れたトーマスである。

「―――――皆さん元気ですよね・・・。でもあまり暴れられるとお城壊れるんだけどなぁ・・・・・・(汗)」

そう言って溜息をつくと、どこかへと歩いていってしまった。

何やら用事があるようだ・・・。

 

 

 

炎にあぶられ、エミリーに腕相撲勝負を挑まれ、ワタリとアヤメの対決に巻き込まれ、ゲドに無表情に見つめられるなどの不幸にあい、風呂敷犬達が逃げ込んだ場所はというと・・・

「弱いものいじめはダメだよ・・・(汗)」

 

カイルの元だった。

 

「クゥゥゥ・・・・・・・・・」

犬四匹を背に庇い、窘めるように言われた少年少女らはやりすぎたかも・・・としゅん、とうなだれる・・・。(後に、人々は「何か謝らなければいけないような雰囲気をもっていた」と語ったらしい。)

事件はこれにて終了するだろうと、思われた。―――――が!しかし!一箇所だけから燃え上がる様な殺意が発せられていたのだ・・・。

無論・・・

 

「カイルさんは僕より風呂敷犬の方が好きなんですか!?ていうか、僕より密着ですか!?許せませんーーーーーーー!!!!!!(怒)」

 

「カナタ・・・(汗)」

疲れたような声をカイルは上げる・・・。

確かに、引き回され、ストレスが溜まった所に、先程まで独り占めできていたはずの愛しい人を横取り(?)されたのだ、暴走しても同情の余地はあるような気はしないでもないのだが・・・。

「カナタ、そういう問題じゃ・・・」

「おのれ〜〜〜〜〜!!!!!こうなったら、始まりの紋章(!?)の力を見せてやりますーーーーーー!!!(激怒)」

しかし、カイルの説得(?)にもかかわらず、既に少年は暴走しきっていた・・・。

カッ!とまぶしい光りが辺りに満ちる。

 

―――――その紋章の変化はカナタ1人だけでは収まらなかった…。

 

「っ!?手が熱・・・!?」

「カナッ・・・」

「わあ!!な、なんですかー!?これっ!!?」

一斉に、他の真の紋章2つも輝きだす。そして……………

 

っちゅどーん☆(暴発)

 

 

破壊者一行曰く、この暴発は真の紋章の共鳴現象が引き起こした物だとか物でないとかだそうであった・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方。

「ヒューゴ様〜〜〜、わかりましたよー!コロクの風呂敷の中身は、『石』が入ってるらしいんです!」

たったったった・・・!と標準よりも遅いスピードで手に調査書を持ったトーマスが焦土と化した城の裏手へと駆けて来た・・・・・・。

無論、それに答えれる者はひとりとしていなかったそうな・・・。

 

これを、骨折り損のくたびれもうけという。

 

<死エンド。>

 

な、謎な話ですみませんでした・・・(汗)

しかも日記にアップなんぞ・・・(滝汗)読めるんでしょうか?;

早くパソコンなおってほしいです・・・。(泣)

 

と言う訳で、パソコン壊れ時に日記にてアップされておりました;