愛の定義

 

 

LOVE … 愛、恋愛、慕情、性欲、愛撫、性交、

 

愛 … 1、かけがえの無いものとして、大事に扱う。

    2、有用なものとして、手放すまいとする。

    3、自分の好みに合ったものとして、深い興味を持つ。

 

 

「……………………なるほど!分かりました!」

パタン!と人をも殺せそうな厚さの本を閉じると、少年はこれでこんな所には用はないとばかりに図書室から出ていった…。

 

 

 

 

 

「カイルさんvvvこの中から一つ選んでください☆」

 

ババン☆と謎の紙を掲げるカナタ…。

「………」

唐突にそんな事を言い出した少年に、カイルは「また、何を思い付いたんだろ…(汗)」と困った表情を見せる。

カナタが取り出したものを見ると、何やら文章が幾つか書かれている。どうやらこの中から何かを選べと言う事なのだろう。

カイルはじっとそれを見つめ、内容を読み取った………

 

『 1、挙式

  2、エンゲージリング(カイルさんからも下さいv)

  3、I LOVE YOU!と100回叫ぶ

  4、切指                    』

 

「………?」

一体何だろう…と固まるカイルだが、その答えはすぐにわかった…。なぜなら、その紙の一番上にでかでかと『愛を確信する方法☆』と独特の字体で、書かれているからである…。

しかも、その中でかなり不穏そうなものが………

「……………『切指』?(汗)」

思わずカイルはそう口に出してしまっていた。

 

その瞬間、少年はカッ!と目を見開き、何やら覚悟を決めたような表情をする…。

「………………さすがですね、カイルさん!それを選ぶなんて…」

「?(汗)」

そう言いながらも、カナタはポケットを探っている。そして、中からナイフを取り出すと…

「わかりました!!僕の小指をカイルさんに捧げますーーーーーーーーーーー!!!!!」

「!!!!!!!!!?(汗)」

とーーー!と振り上げたナイフを自分の指に定めて、振り下ろそうとする。カイルはその動きを止める為に必死になって(珍しく自分から)抱き着く。

「なんで小指をっ!!(汗)」

「離してくださいーーーーー!花魁は自分の愛を示す為に心に決めた相手に自らの小指を切って、相手に送るんですーーーーーーーーー!!!!!」

「!?(花魁???)」

ギャーギャー!と暴れるカナタに、カイルは激しく首を振って拒否の色を示すのだが、まったく少年が止まる様子がなかった。

 

 

<30分経過…>

 

 

「「ーーーーーーーーーーーーーーーー…」」

ばったりと床に倒れている2人…。

どうやら体力が尽きたらしい…。ちなみに一応ナイフはなんとかしたのか、かなり遠くに転がっているのが見える。

「一体何でこんな…(汗)」

「いえ、ちょっと僕の愛を示したいと思って…」

ぐったりと横たわりながらの会話だ。

「………示さなくていいから…(汗)」

「ええっ!?そんなっ!僕とカイルさんの愛は終わってしまったんですかっ!?」

ガーンッ!とショックを受けたのか、少年が歩腹前進(まだ立てない)で駆け去ろう(?)とするが、カイルは慌てて止める。―――このままでは、今後なんの騒動が起こるかわからないからだ…。哀しいかな、さすがにそれくらいの事は悟ってきている…。

「えっと………(汗)」

カイルに引き止められ、カナタは意味ありげな視線を注ぐ。そう、なんとなくカイルの次の言葉が読めているのだろう…

「………………ちゃんと、伝わってるから」

顔を真っ赤にしての小さな言葉だった。

というか、なんというか、こんな少年に愛想もつかさずに今まで付き合っていると言う事事態が愛の証であろう……。

「カイルさん…v」

「………」

キラキラとした瞳でカイルを見つめるカナタ。それにカイルは俯いて照れを隠している…、ただ耳まで赤くなっている為バレバレだが…。

 

 

ここまではいい…

ここまではよかったのだが、

 

―――――――――最後がいつも悪い。

 

「じゃあ、キス百回☆愛の証に交わしましょう♪♪♪」

 

……………。

 

 

 

 

 

 

 

その後、唇を真っ赤に腫らしたカイルが(たいそう艶やかな様子だったが)血に塗れた棍を綺麗に布で拭っている所を同盟軍メンバー(元解放軍メンバーであり、一番不幸な青い人)に目撃されたらしい。

 

そろそろ、愛憎が表裏一体であると学んだ方がよいだろう………。

 

 

 

こ、こんなのができました…(汗)

すみませんっ!;思い付くままに書き散らした所、こんなものに…(遠い目)

ノリと勢いで見逃していただけると嬉しいです…(泣)