ふと目の前を見ると、茂みから足が生えていた。
「―――――」
しかも見覚えのあるブーツを履いた足が。
「…カナタ?」
おそるおそる声をかけるものの、何故か返事は返ってこない。
不思議に思い、茂みの向こうを覗いてみると…
「……………」
少年は大の字になって寝ていた。
ぽかぽかと暖かい日差しが差し込む日だまりは、確かにカイルにも眠りを誘うものだった。
本拠地内とは言え、不用心と言えば不用心かもしれないが、カナタが昼寝をしているこの場所は、本拠地の片隅の酷く判りにくい場所にあった。(カイルにしてもここへ訪れたのは偶然で、カナタの足がはみ出ていなければ通り過ぎていた。)その為、こうして無防備に寝こけているのだろう。
(本当によく寝てるなぁ…)
何となく隣に座ってしまったカイルは、気配を殺し、そっとカナタの寝顔を覗っていた。
どこで何をしてきたのか、泥や木の葉を体中につけた満足そうな寝顔は、年齢以上の幼さを見せている。(ちなみに、何を行ってきたのかは、聞かない方がいいと思うような内容だろうが。)
「……………」
相手を起こさないよう、そっと頭についた葉っぱや泥を拭う。
出会った頃よりも成長しているとは言え、まだまだ子供のような姿に、何となくカイルは安堵を感じてしまっていた。
―――しかし、逆にまだまだ幼いこの少年に、同盟軍のリーダーという重責がのしかかっているという事実に、不安も感じる。
起きていれば、無茶を無茶とも思わせないような方法で、軍を率いて頼もしく(?)過ごしているカナタだけれども、こんな風に眠るという事はやはり少しは疲れを感じているのかもしれない…。
そう思うと、カイルは無意識の内に、泥を払ったカナタの髪にそっと手を伸ばしていた。
「…無理、しないでね…」
…と、1人呟き、気付いて頬を赤く染めた。
本人の意識のない内の心配が、ここまで恥ずかしいとは…言ってしまってから初めて知った…。
「――――う〜〜〜…ふぁ〜〜っ…うあ?」
よく寝ましたーとばかりに転がったまま大きく伸びをしたカナタは、寝返りを打った先に地面とは違う感触を感じ、首を捻った。
「…あ、起きたの?」
「…カイルさん?」
内心ホギャー!と絶叫した少年だ。何せ、かなり無防備な姿を想い人に晒していたのだから。
「おはようです!!やー!ちょっと落とし穴を作りまくってたら疲れてバタンきゅーでした!!」
「うん…;その話は聞かなかった事にするから…(汗)」
寝起き早々に犯罪行為(?)を自白したカナタは、かなりテンパっている様子だった。
「えーっとえーっと☆ずっとカイルさん昼寝に付き合ってくれてたんですかv??」
「え?うん…」
「あははvじゃあ僕が寝てる隙に何かしてくれてたりしませんかーvv?(笑) …なんちゃって……」
「……………」
かぁっ(///)
赤面。
――――ええ〜〜〜〜っ!?何してくれたんですかーーーーーーー!!!!!?????(鼻血)
結局、その真実よりも、その答えを聞きだそうとカナタがカイルにした行為の方がスゴかったらしい…。
まおっちさんからラブラブというリクを頂いたので、勢い込んで挑戦してみました!!
……………ほのぼの留まりに…っorz
クッ…;リクありがとうございましたっ…!
まおっちさんに負けじと、ラブラブ主坊に果敢にトライさせていただく心意気ですよッ…!!
…ちなみに、ラストのスゴイ行為…v
1.「教えてくれるまで離れませ〜ん!!」「ちょっ…///」な強制膝枕v
か。
2.青●(ピー!!;)
…で、とても意味が変わってしまいますねvvv(悪笑)