→屋上から探す
部屋にいるとは言っていたけれど、現在行方不明な為、屋上から姿がないか確認してみようとカイルは階段を見座した。
ゆっくりと4階分階段を登っている間にも、カナタがなんらかの騒動をしでかしている気配はなかった。――――ただ、ナナミのバレンタインチョコが暴れ回っている音はしたが…、
屋上まで行くと、取りあえず銅像のカナタの姿はあった。
「………」
まさかとは思いつつカイルはそれに触れてみるが、本物の銅像らしく、冷たい感触しか伝わってこない。
「カナタどこ…かな?」
溜息をつきながら、屋上から下の景色を眺めてみるがカナタの姿は確認できない。
さて、どうしようかとカイルが悩んでいると………
「ムム〜〜〜vv」
「あv」
ムクムクが現れた。
それも遊びに行こうとキラキラした瞳で見つめて来ている。