「これ以上ここにいるのもアレなんで、風呂場にでもカイルさんを探しに行きますか!」
「…(こくり)」
素早くその場から退去するカナタ。
別に、カイルの入浴シーンを期待した訳ではない。…筈だ。
………………
「カイルさーーん!」
「…」
来る道々も呼びかけていたが、カイルの姿も人気も見当たらない。
「多分カイルさんを見つけたら、このホラーな本拠地から脱出できる筈です!むしろカイルさんに会いたいが為に探してる気持ちの方が強いですけど!」
「…(こくり)」
とりあえず、人数が増えた方が安心できるという理屈でもある。
「中まで探しますかー…」