→これ以前の分

 

幻水2プレイ日記?〜カナタ少年の日記〜

 

71

「へへっ、あんちゃんよぉ。女の子ばかり侍らせて、良い身分じゃねぇか。」

「へ〜、こりゃうらやましいぜ、なぁ、あんちゃんよぉ。不幸な俺たちに、何人か恵んでくれねぇか?」

 

日も高い内から、何事かと言いたくなるようなふざけた人たちに声をかけられた。

少し出かけようとクスクスの町に着ただけなのに、絡まれるなんてついてないにもほどがある!(やっぱり僕宛に人が訪ねて来てるのを無視して、出てきたのが拙かったのか…)

「え?え?うそ?うそ?」

「! ナナミに触るなッッ!!(怒)」

「へへっ、大人しくしなよ!!!」

「やめろ!!「おうおう、女の前だからって張り切っちゃって。」

ナナミに下世話な手を伸ばされ、カッ!と頭に血が上った瞬間―――後ろからガッツーン。

「へ、残念だったな色男。」

「も、もう!!!やめないと、奥義花鳥……」

やっぱり…頭に血を上らせると…判断が低下する〜〜きゅうっ。

 

「その手を離せ、クズ共。」

 

「な、なんだお前…」

ビシビシビシ!と、誰か女の人の声がして、助けてくれるような音がした。

何とかグラグラする頭に、ムリをして意識を戻すと、目の前で強そうな女の人が立っているのが分かる。

「目が覚めたか?」

「ありがとう」

助けてくれた人は、オウランさんと言うボディガードが仕事の人だった。恥ずかしい所を見られたので、頭をかきながら仲間に勧誘。

こう、あはははは;と笑うしかないほのぼのムードになっていたけれど………そろそろ城に戻らないとマズイ♪あっはっは☆

 

「一体どこへ行っていらしたのかっ…?(怒)」

「ちょっとそこまでー☆(怒笑)」

戻ると、トゥーリバーからの使者の人(と後メンバー一同)が首を長くして待っていた。(笑)

フィッチャーさんを待たせたのは、多少悪いと思ったので、トゥーリバーには行ってあげる事にした。うん。

 

船乗り集めて、レイクウェストへよーそろー。

で、ついでにクライブさんを勧誘ー。残念ながら、既に手紙は棄てられていた模様。(断じて僕が釣りをしていたせいではない!)まあ、約束は約束の為、クライブさんにはそのまま仲間になってもらった。

…ガン(武器)は後で寝ている時にでも(勝手に)見せてもらおうと思う。

 

―――で、到着したトゥーリバーでは、

「とろとろしてるんじゃねぇよ。じゃあな、バイバーイ。」

と、誰かにぶつかられ、…サイフを掏られた!

「ナナミ…!サイフなくなったーー!!;」

「ええーーー!!うそうそっ!;カナタどこに落としちゃったの!?」

「さっき盗まれたんじゃない?」

「それよりも紹介状の心配を…;」

キニスンの言葉に、ハッと懐をさぐると…当然ソレも無くなっていた。

ぎゃーっす!;

結果、衛兵の人に紹介状はあるかと聞かれた時には…

「そんなものはない!」

と胸を張って答えるしかなかった。

 

 

「とゆー訳で。スリ探しを決行します!! 捕まえるまでは足を止めない心意気で!!」

「頑張るわよ〜!」

「ムムー!」

「はぁ…;」

「僕は断るよ。」

「オレはせめて城とやらに行きたいんだが…;」

ルックの抗議はスルー!クライブさんは城に戻るのがメンドーなんでそのまま強制メンバー入りに!!

 

数十分後…

肉体派がいなかったのが問題だったのか、結局スリには逃げられた。

むう。ランニングを強化しないと!

とか思いながら市庁舎に戻ったら、フィッチャーさんがピンチだった。

「この男、フィッチャーは我らがトゥーリバーの下で働いていながら、サウスウィンドゥ偵察の任の途中で逃亡、その後、それが発覚するとハイランドの軍勢を破った人物を連れて来たと言い逃れをした罪によりこれから100叩きの刑にする。」

おお…かなりの大事に!(でもまあ、100叩きなら軽いよね〜面白そうだし見てよっと。)とか思って見ていたら、さすがにナナミから早く行ってあげようよ!と促され、行ってあげる事にした。

 

 

(この時期のカナタ少年の重要度
自分とナナミ>食べ物>お金>お仕事 。
くらいの心意気>笑 )

 

72

「これはこれは、カナタ殿ですね。初めまして。私がトゥーリバーの全権大使マカイです。」

「初めまして、カナタです。」

「しかし…ずいぶん若いリーダーですね。私も都市同盟の各市長の中では最年少でしたが、貴方には敵いませんね。」

「やーそれ程でもー♪」

イヤミかな??って、最年少…?

アナベルさんとか、会議の時に居た女の市長さんの方が若く見えるのに…眉とかデコの広さで老けて見えるのかな?

「それにしても…英雄の血ですかね…いや、血の繋がりはないんですかね。確か、フィッチャーの報告ではそう聞いていますか。」

「はい、ありませんよー。」

「はは、カナタ殿は正真正銘、王国軍を破ったオレンジドラゴン軍のリーダです。その資質はこのフィッチャーのお墨付きです!!」

「お前のお墨付きではカナタ殿も、恥ずかしかろう。」

「ははは、そりゃそうですな。失礼、カナタ殿。」

「あはは〜いえいえー」

無理矢理和やかな雰囲気を作ろうとしているような話し合いで、余計に疲れる…。;

 

 

疲れつつ、宿に戻ってみると…

何でかあのスリが部屋に居た。

「ああーー!!」

「さっきの…!(怒)」

「はは、また会ったね”しょうかいじょう”ってやつかい?ばっちゃに読んでもらったんだけどね、あんたがオレンジドラゴン軍のリーダーってのは本当かい?」

「? そうだよ。」

何でそんな話に??ていうか、やっぱ紹介状捨ててなかったのか!

「ふーん、………ダメだね。やっぱり信用できないや。じゃあね、晩御飯は代わりに食べておいてあげたからね!」

「何ーーーーー!!!??;」

「ええーーーっ!!;酷いーー!!」

バッサバッサと飛んで行くスリ…

「くぅっ…!お金はともかくっ晩御飯を盗まれるなんて…!」

「そーよそーよっ晩御飯取っちゃうなんて…! カナタ、泣いたらダメよっ!!しっかりするのよ!」

「カナタさん…ナナミさん…紹介状と晩御飯のどちらが…;」

無論っ晩御飯!

 

 

次の日。

リドリーさんと全権大使の人が喧嘩をしていた。

―――その原因を調べる事になった。

その途中で今度はフィッチャーさんのサイフが盗まれ、第二回サイフ取り戻し大会が決行された!

…何故か途中で巨大ネズミ狩り大会に変更になったが。

 

「おや??ここは?」

下水道を抜けると、そこは演習場――。

「なんだ?おぬしらは?」

「あ。リドリーさん。」

「これはカナタ殿と、それにフィッチャー。こんな所に何用ですかな?」

「あは、それがスリ追っかけてたらこんな所に出ちゃいましてーv」

「ああ!!!!; い、いえいえ、それが、その…そう!!!!いえ、リドリー殿にどうしても面会したく、ここまで来ました。どうか、話を聞いて下さい。」

「カナタ殿まで…」

「(大人って汚ねぇ…)一応話だけでも聞かせてくださいー」

もうどうせだから話もしとこう。

で、かくかくしかじかー。

敵の落とした密書に、休戦条件の密約が載っていたらしく、それがトゥーリバー内のコボルト居住地の支配権を王国軍にーって事が書いてあったらしい。

うーん。やりそ〜とも、そんなことはしないだろうとも、コメントし難い感じ。

仕方ないので、その場は取り敢えずわかりました〜と帰ってきた。

 

で、帰ったら、帰ったで王国軍側の使者の人が来ていた。

「貴方が、オレンジドラゴン軍のカナタ殿ですね。」

「あーはい。そうですー初めまして〜。」

「わたしは王国軍第3軍キバの軍師、クラウスと申します。以後、お見知りおきを。」

「ご丁寧に〜え〜カナタですー。」

「いずれ、お手合わせを願う事になるでしょう。それでは。」

…敵ながら丁寧な人だった。

「……何か僕、有名になって来た?」

「そうだねっカナタ人気者??」

「それは違うんじゃ…?;」

 

 

「そんなのウソっぱちだぁーーあいつらの作戦に決まってるだろー」

あーそれはありそうだな〜という叫びを耳にして振り返ってみると、スリの犯人が居た。…や、でももう(下水道突破で)懐は潤ったからいいんだけどね。

罠の確率が上がったけれども、結局、休戦条約を結ぶという事が、マカイ全権大使によって決められた。

これが、まだまだ『若い』全権大使という見本だろうか??

 

 

 

73

「ダメです、カナタ殿。このままじゃ、トゥーリバーを守りきれません。どうすれば……」

「どーするもこーするもですね〜」

とか市庁舎前で言い争っていると、再びスリの犯人が現れた。

「あっオレのサイフ!」

「――カナタ!ばっちゃんがあんたに会いたいってさ。」

「え?僕??」

「おれは伝えたからな!!」

と、また走り去ってしまう。一体なんだろう??

「カナタ殿、どうします?こんなにバラバラじゃ、援軍が間に合っても勝ち目はありません。」

「………」

「もう一度、リドリー殿の所へ行きますか…」

「、援軍って?」

放っておいたらいつまでもブツブツ言ってそうなので、フィッチャーさんに話を逸らす感じで話しかける。

何でも、勘で援軍を頼んでくれていたらしい。

まあいいケド。勘はバカに出来ないし!

「とりあえず、呼ばれてるらしいから行ってみよう!」

 

 

「遅かったじゃないかカナタ。ばっちゃの家はこっちだよ。」

「あはは。お待たせーコノヤロー。」

何でか文句を言われつつも、行ってみた所…

 

「カナタ殿ですな。わたしはスースー、このトゥーリバーに住むウィングホードの一番翼、貴方達の言い方ならばリーダーです。」

 

とてもまともそうな人が待っていてくれた。

「こんにちわー、僕カナタです。」

「お入りください。」

「お邪魔しますー」

スースーという長老の人は、良い人みたいで、右手の紋章の件で激励をくれたり、ゲンカクじいちゃんの事を聞かせてくれた。

…でも、あのスリ(チャコというらしい)は、やっぱりサイフを返さないつもりらしい。(怒)

諦めていても、宣言されると腹が立つ!ぷんすか!

 

 

次の日。やはり休戦条約は嘘だったらしい。

戦闘が開始された。

で、いつも通り死にたくなかったので、戦った。

途中リドリーさんを呼びに行った。

「カナタ殿…」

「リドリー殿、何をしているのですか!あれを見てもまだ密約があるとでも言うのですか?」

「しかし、シバイかもしれぬし……それに今更……」

「…トゥーリバーを守りたくはないのですか?」

「しかし………」

「メンツよりも、目の前の命とってください。」

無駄な時間を浪費する会話をしていたその時、一斉に鬨の声が上がった。

ウィングホードの人達が、戦いに参戦してくれたらしい。

あ〜街を愛する心って素晴らしいー。

当然その想いのおかげで、生き残れた。

………それで安心したのか、一気に眠りが襲ってきた。ばったんきゅ〜…。

 

 

よく眠った次の日、無事にトゥーリバーも同盟軍に参加してくれることになった。

「よぉカナタ、もう帰るのかい?」

「あ。チャコ。そうだよ」

「なぁなぁ、カナタ。いや、オレンジドラゴン軍のリーダーさん。」

「ん?」

何かチャコが嬉しそうな顔で話しかけてくる。

「おれも、連れて行ってくれないか?」

「ああ、いいよー。」

「さすがだね、カナタ。さあ行こうよ。」

断る理由もなかったのでOKした。

ので、無事にサイフの中身も帰ってきた。

 

で、せっかくトゥーリバーまで来たのだから、帰る前にタコスフライなるものを買ってみた。

初めて食べる食べ物に、ついつい味見もせず頬張ってしまったのだ…―――それがまずかった。

 

「ほぎゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!;」

 

「ええっ!?カナターーーっ!?;」

あまりの辛さに、トゥーリバーからレイクウェストまで走り抜けてしまった…。

どうやら、僕は辛い食べ物は苦手な事が発覚した。(後、テツさんの勧誘に成功した…。)

 

 

「ふー、ふーっ;」

「カナター大丈夫っ??」

「あ、あんまりっ;」

宿でふーふー言いながら、水を飲んでいると、妙に騒がしい男女の2人組が目に入った。

「何だろう??」

「さあ??」

 

「もおおおお、何言ってるのよっ男の子でしょっ早く一人前の戦士になる為なんだから、仕方ないじゃない。」

「でもテンガアール、わざわざ危ない所に行く事は…」

 

…痴話喧嘩かな?

しかし、その2人クライブさんの知り合いだったみたいで、少しクライブさんと会話していた。まあすぐにバラバタとコボルト村の方へ行っちゃったけど…

………そう言えば、そろそろクライブさんメンバーから外さないと、この暑さで黒いマントなんて着て歩いてたら、熱射病で倒れそうだ。

―――でも、面白そうなので、あの2人を追いかける事にした♪(笑)

あっはっは☆仲間に勧誘してみよう!

 

で、翌朝からユニコーンのノロイを単する騒動に巻き込まれ〜と、思いもよらないハプニングに巻き込まれた。

そこからあった騒動は…略す!;

 

(チャコやらヒックスやらテンガアールやらは、
割と仲の良いメンバー。 )

74

「ご苦労様『でした』、カナタ殿。 トゥーリバーを味方に引き入れたのは、大きな前進でしたが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜戻るのにどうしてこれだけの時間がかかったーーー!!?(怒)

「あっはっはー!すぐにもどれとは言われませんでしたからねー!! 先に帰ったのが悪かったんじゃないですか〜?(笑)」

「でもでもっちゃんとピリカちゃんにはすぐに会いに帰ってきたもんねっ?ねっねっ!」

「………!(こくこくっ)」

「そういえば、ハイ・ヨーさんの料理勝負の時には来てらっしゃいましたよね…?」

「城に新しい顔も増えてたしな…」

広間に顔を出さずに、城内を出たり入ったりしてたんだ!まいったか!

 

―――とか揉めている暇はなく。

グリンヒルが王国軍の手に落ちたので、学生として潜入して市長のテレーズさんを助け出す事になった。

「そう言えば、途中グリンヒルに寄った時には王国兵に占領されてたっけ〜?」

「その時点でどうしてすぐに戻ってこない!?(怒)」

「落ち着けシュウ!!;」

 

で。学生の潜入メンツには、フリック先生を引率者に、僕とナナミとピリカちゃんと―――

「後は誰にしようか??」

「えーっとね、女の子1人入れて欲しいなっ! ねっ、ピリカちゃん♪」

「じゃあ〜ワカバとー」

「うん。一緒に、修行しましょう!」

「わ〜vよろしくねっ!」

「後ルックー」

「…ついて行ってあげてもいいよ」

「嫌そうな顔して…(怒) 後はじゃあ〜…チャコとか。」

「えええええ〜〜〜 学校だろ!? なんでおいらが!?」

「何か嫌がって面白いかなーって。(笑)」

わーわー!ぎゃーぎゃー!

「…本当に大丈夫なのか?;」

どうだろう?

 

 

ブルーサンダー先生(偽名)に引率され、グリンヒルに潜入!

途中、兵士に絡まれ(?)ている女の子を助け、何事もなかったように手続きを済ませる。

「いいですか、準備期間に問題を起こした学生は学院から追い出される事もありますからね、いい子にするんですよ。」

「はーい!」

「はい!」

「へぇい。」

「わかったよ…」

「良いお返事ですね。それじゃあ、中を案内しますね。ついて来て下さい。」

受付のお姉さんに学校案内を受ける。

学内の雰囲気は活気があって、なんかこういう学校生活?って割と楽しいかもしれない。(笑)

 

で、まあ一通り学校の中を見て、(途中受付のエミリアさんに事情を打ち明けて、捜索に協力してもらう事にもなって)外へ出てみると…

「あああーーーあの時の”運命の人”!!」

…と、さっき助けた女の子が、フリックさんに向かって突進してきた。

慌てるフリックさんなんて面白いものを見た感じがする。ついで、その後その子に攫われて行った。

うーん。スゴイな〜恋する乙女のパワー!;

「何なの…一体。」

「さあ〜?」

取り敢えず、フリックさんを見捨てて寮に休みに行った。

 

 

「ふぅ、決行おいしかったね晩ご飯。」

「そうだね〜♪」

「これだったら、本当にここの学生になっても…」

「あら、貴方達。あ、そうか、ここの学生になったのね。フリックさんが、付き添いで来たって言ってたし。」

晩ご飯を終えて部屋に戻る僕らの前に、例の女の子(ニナというらしい)が現れた。

ニナはナナミだけを見据え、こう…マジマジと見回して…

「な、な、なに?;」

「うん、大丈夫。OKよ。えっと…ナナミちゃん、だよね。」

「何が?」

「だって、どっから見ても私の方が上ですもん。フリックさんを盗られる心配ないわ。」

「………」

女の戦い!?;

い、痛い沈黙の中、一応2人は友達…になったようだ。

 

翌日、ニナに追い回されているフリックさんを尻目に、シンさんという人を探す事になった。

捜索に向かった街では、ラウド元たいちょーが大暴れしていた…。(あのクソ隊長めッ)

そのどさくさの騒動の中、シンさんが颯爽と現れ…結局止める事も出来ず大暴れするラウド元たいちょー。(ロクな事しないな…)

まあチャンスとばかりにシンさんの後を追いかけたけれど、尾行に失敗。

「結局手がかりはなかったね。 晩ご飯まで休もうか?」

「うん、おやすみ〜〜」

疲れたので、その場で各部屋に分かれてお昼寝。…なんか最近疲れやすくなってるなぁ〜;

 

で。その日の夕食。

「今日もおいしかったね。いっぱいおかわりしちゃったよ。カナタも一杯食べなきゃダメよ。男の子なんだから。」

「うん。」

お代わりOKというのは、成長期には嬉しい特典だ!

和気藹々と部屋に戻る途中…またニナに捕まった!;(フリックさんの料理の好みを聞かれ、ナナミは素直にアドバイスをした所を見ると、割と仲は良くなっているのかもしれない。)

―――しかし、去り際にニナは恐い噂を残して行った…。

「あ、そうだナナミちゃん。あんまり、夜騒がない方がいいわよ。」

「?」

「枕投げなんかしてると、夜中に”散歩するオバケ”に連れて行かれるわよ。」

「さ…散歩するオバケ?????」

「散歩!?;」

「オ、オ、オバケ…」

ひぃっ!!;

ギャース!;とナナミと恐怖し合ったその日の夜…本当にギシギシと妙な音が聞こえてきた!;

僕も…そして多分ナナミも眠れない夜を過ごしたりした…。

 

「カ、カナタ昨日はよく眠れた?;」

「どうせ、オバケが恐くて、眠れなかったんだろう。」

「な、な、何よーそんな事ないわよー」

こっちもだよ。と、ルックに視線を送られ、充血した目のままフラフラと階段を下りる。

昨日眠れたのは、ワカバとピリカちゃんとルックくらいだろう…。

眠気を吹っ飛ばすように、オバケの話はただの噂という暴露と、フリックさんの好きな人がナナミ疑惑!がニナからもたらされた。

……………フリックさーーーん!?(怒)

まあ…後で、確認した所、誤解だったようだけど。

 

 

再びその日の夜…(なんか忙しいからか、一日が経つのがとことん早い。)

「今夜はお化けが出ないといいけどね…」

「ひーッ!;ルックー!(怒)」

「だ、だ、だ、大丈夫だもん! ねl、ね、ねーー、ピ、ピリカちゃん。」

「?」

「何だろね?」

ちきそー!脅かすなー!(怒)

しかし、ルックのその言葉が悪かったのか…今夜もあのギシギシ音が聞こえてきた!;

「カナターーーーー」

前日のはナナミには聞こえていなかったらしく、今夜はナナミが部屋に飛び込んでくる騒ぎになった。

 

で。

 

「オバケ探索隊っ出動ーーー!!;(怒泣)」

そういう事になった。

 

妙な影の塊がザザザザザーー!と隅から隅へと移動するのが見えて、それを追い掛け回す。

「何?何?何?あれ???オバケじゃ、ないよね。ネコか何かだよね。」

「ネコにしては大きいよ!(泣)」

「あれが…オバケ…ですか? 人影のようにも見えましたが……」

…ワカバちゃんの言葉に、ふと理性が戻りそうになったが…やはり恐いものは怖い!(泣)

その恐怖に駆られてか、何でかその影を寮中追い掛け回した。

…捕まえて、やっぱり正体がオバケだった場合はどうしようか?(泣)

 

そして、物置の隠し通路…。

どうやらオバケではなかったらしい。…ふうっ;

ナナミの合図で飛び掛った先には、――――――フリックさんがいた。

「」フリックさんが夜な夜なオバケのふりをして歩き回って……なんでそんな事してるの???

「誰がオバケなんだよ。オレはシンの奴をつけていたんだ。やっぱり一番怪しいのはアイツだからな。」

つまりは誤解だったらしい。

「しかし、中々シッポをあらわさない。王国軍にも目を付けられているから当然なんだがな。
  まあ何かあるなら夜だと思って見張っていたら大当たりだ、奴めこそこそどこかに出かけていくんで、ここまで追って来たんだが……」

「そこで僕らに揉みくちゃにされた、と。…まあvこんな若い少年少女らに揉みくちゃにされたんですから、役得と思って…」

「思ったらただのヘンタイだろうが…;」

それはそうだ。

 

で、人影の正体も、テレーズさんもすぐに見つかった。

テレーズさんの救助は、中々難しそうだった。

何でも、ミューズ兵とグリンヒル兵との間で、食糧問題が勃発して、自滅した戦いがあったらしい。

「共に戦う仲間だった同士が…僅かな食料の為に殺し合いを…」

「………(これがホントのハングリー精神ってヤツですね)」

「私達に残ったのはお互いの不信感だけでした…そして…私は…私は…グリンヒルの市長代行として…それを防ぐことが出来なかった…」

同行は拒否された。

置いていくのは忍びないけれど、ムリに連れて行ってどうなる訳でもなし。楽しい学校生活は明日で終わりになった。

 

75

翌日、街を出ようと学校から出ると…道に人だかりが出来ていた。(通れない…)

「なに?なに????」

「これは……」

何事かと耳を澄ませてみれば、

 

「いいかあ!!よく聞けよ!!!!ハイランドの皇子ルカ・ブライト様よりの布告だ!!」

 

…耳障りな元たいちょーのがなり声が聞こえてきた。

「元グリンヒル市長代行テレーズを捕らえた者には20000ポッチの金と、ハイランド本国の市民権を与える!!!!!!」

安いし!要らないし!(桁一つ違うんじゃないか!?)

「大金と身の安全か……密告する奴が現れるのは時間の問題だな…」

フリックさんがそう言うのに気をとられていると、ピリカちゃんが何かに気がついたように急に人だかりの向こうを見ようと飛び跳ねた。

「ピリカちゃん??」

「どうしたのピリカ……う…うそ!うそ!」

「!」

がなる元たいちょーの元に、ジョウイがやって来たのだ。高そうな服着て。

(うーん。思いっきり、ハイランド側に付いてるな〜)

ショックはあるようなないような…うーん。まあ、僕が同盟軍のリーダーになっちゃてるぐらいだし、そういう事もあるかもしれないな!うん。

「ど、どうして?どうして??どうしてジョウイがあんな所に???」

「ナナミ…」

「あ!ピリカちゃん!!!!」

ショックを受けているナナミに気をとられた隙に、今度はピリカちゃんはフラフラと人ごみの方へ歩き出してしまう。

「おい!待て!ちきしょう!これだからガキは!!!!」

「追いかけないと!」

どりゃーーー!と盾代わりにフリックさんを引きずる勢いで、ジョウイの前までなだれ込む。

うーん。逃げるためには相手の動揺を誘わないと。

「ジョウイ……どうして君が…」

開口一番にそう言ってやる。…マズイ、顔、笑うっ…ブッ。(汗笑)

「……………」

途端、ジョウイは身体ごと僕らから目を背けた。

その隙と、フィッチャーさんの陽動作戦とで、その場から脱出!

ふー☆ さすがに、捕まったら首ちょんぱだろうしね〜♪

…でも、逃げる途中うっかり抜け道のドアを閉め忘れたので、王国兵達に追い回される羽目になった☆あっはっは!

 

後はまー…テレーズさんが自決しかけたり、市民抵抗があったりで、何とかテレーズさんを連れて逃げる事が出来た。割と途中で足止め食らったケド。

 

「ふー、ふー、なんとか逃げ切ったみたいね。」

「そうだね〜」

さすがに疲れた。

「一応な…だが『ぼっちゃん…ラブ』城に戻るまでは安心出来ん。大体ここは王国軍の真っ只中、何だからな。」

むっ!途中詰まった!そんなに城の名前が言い難いか!?

「行きは良い良い帰りは恐い〜ってヤツですね〜;」

と、のんびり(?)会話そしていると、またジョウイの存在を嗅ぎつけたピリカちゃんが、一直線にジョウイに歩み寄る。

「ピリカちゃん!!!―――ジョウイ…」

ジョウいは一人でこの抜け道で待っていたらしい。

「カナタ……ナナミ……」

「久しぶりージョウイ。(ジョウイ、どうして君は…)」

「…心の声と、建前が入れ違ってるよ。」

ルックの突っ込み。

「「………」」

しまった。

「カナタ…これは、友人としての忠告だ。」

「え?まだ友人って思ってくれてたんだー☆?(笑)」

「オレンジドラゴン軍のリーダーなんて事はやめてどこかへ逃げるんだ。」

「やーそう言われてもさ〜…」

「それはどういう意味ですか?」

「勝敗の行方は既に定まっている。君らのやっている事は、ただ悪戯に戦いを長引かせるだけだ。」

「ふざけんな!!じゃあ、ルカ・ブライトの言いなりになれって言うのか!!?」

「そーだそーだ。ていうか、僕は台詞何言ったらいいのやらー。あっはっはー;」

「ハイランドも、都市同盟もルカの好きにはさせない……」

「何だい、この会話は?」

「や、ジョウイは割りと思い込むと突っ走るタイプだから、聞こえてないんじゃないかなーっと。」

マジメな会話と、不真面目な会話が混じり、混沌としている感じだ。

 

「君が戦う必要はない……カナタ………」

 

カッチーンと来た。

「僕は、逃げる訳には行かない。 っていうか、勝手に必要あるかないか決めるなー。ジョウイがハイランドの中から何かしよーとしてるのてと同じで、僕にも何か必要があって戦ってる(のかもしれない)しね。
  ちゅーか、正面切ってハイランドを殴りたい気持ちが勝ちすぎて、今逃げる訳にも行かないね!」

恨み百倍返し!

ていうか何か考えがあって、僕らの命を棄てたのだろうし、潔くそういう態度を貫いてればいいのに。非情にも甘くもなり切れないヤツめー。

「ジョウイ…どうしたの、ウソでしょ!!! 信じないもん!!!」

僕らが言い合っていると、ナナミが耐えかねたように叫んだ。

「ナナミ…」

「ジョウイが、あのジョウイがルカ・ブライトの手先になるなんて!!!! そんなのウソだもん!!!!」

「行こう、ナナミ――――ジョウイにも、ジョウイの理由があるんだよ、」

グイグイ引っ張り先を促す。

「………恋とか。」

「恋!?」

誰と〜!?

ルカ・ブライトとか。

「頼むから変な噂を流さないでくれ!!!!(泣)」

「あっはっは♪」

 

 

 

帰り道、ピリカちゃんと内緒話。

「………でも、ピリカちゃんだけなら、多分ジョウイの傍に行けると思うから、ジョウイんとこに行くか、このまま城に残るか考えといてくれる?」

「………」

それだけ言っておいた。

「………」

―――大体、決めているらしい。女の子は強いなあ。

…送別会はいつやればいいかな?

 

まあ、城に戻ったらシンさん達も無事に逃げてきていた事だけは記す。

 

(何でリーダーやってるのか、
確たる理由はないカナタ少年。>笑 )

76

グリンヒル大脱出大会の次の日。

マチルダ騎士団と同盟を結びに行く事になった。

 

―――虐待だ!過労だ!労働法違反だ!!(怒)こんちきそー!

 

…まあ、とにかくロックアックスへ行ってみた。

 

 

「貴様がカナタか。ふん。まだガキ同然ではないか。」

…しかーし。根性で歩いて行ってみた所、会って一言目にそう言われた。

ケッ!このゴルドーと書いてヒゲだるまめッ!(怒)

「こんなガキが率いている軍に足をとられるとは王国軍も噂ほどではないな。」

「あっはっは♪(怒笑)」

「その王国軍に敗れ去ったミューズも不甲斐ない。全く、我らがわざわざ援軍に出たのに持ち堪えられんとは情けない。」

「ふはははは♪(怒笑)」

「そなたも、王国軍とほんの僅かながら戦っている集団のリーダーのようですからな、一応、それなりの待遇は致しますぞ。」

いるか。このヒゲだるま。

「一応な。」

強調するな。

「カミュー、カナタ殿を客室へご案内しろ。数日の間、休んでもらったら国境までお送りしろ。もう用件は終わったであろうからな。」

…何とか笑顔で乗り切ったv(ニ”ゴッ)

 

「よし。暗殺しよう♪」

「気持ちはわかるが、不穏な事は言うな!!;」

割と本気だったが、止められた。(いやいや、本気と言ってもヒゲむしって血だるまにするくらいだけど。)

――でも腹が立ったので、寝る前にナナミと一緒にヤツの椅子に画鋲を仕掛けてやった。(座るまで気付かないだろうし、針の先をちょっと曲げておいたのでちょっとやそっとでは抜けはしないだろう。)割と満足のいく出来に、良い気分でナナミとふかふかベッドで寝た。

………しかし、暫く経つと突然…

 

「カナタ…起きなさい…カナタ…」

 

夜中にレックナート様に起こされた。

「カナタ…強くなりましたね…カナタ、
  しかし、戦いは今しばらくその牙をむき続け…そして、多くの涙と血が流されます…」

「縁起でもないですね;」

「しかし、それに背を向けてはいけません。目を背けてはいけません。貴方には多くの人の思いが集まっています。それを無駄に費やしてはなりません。」

「…そいうですね。」

「貴方の右手の紋章は、やがて貴方を最後の戦いに誘うでしょう。その結末は………運命を…未来を切り開くのです…………カナタ。」

そうレックナート様に言われ、…まあ、いらないもん背負い込まされてるけど、やれる所までやってみようか。という気分になった。

――ついでに、お嫁さんでも探そう。(何かの運命をビシバシ感じるしッッ!)

で、レックナート様は出て来た時と同じように姿を消した。…夜に見ると、ビクッとする光景だ。;

 

翌日。尻が痛そうにしているヒゲだるまの姿に溜飲を下げつつ、ロックアックスに向かって逃げてくる流民とそれを追う王国軍VS騎士団との戦いに参加。

…というか、騎士団と王国軍がどう戦うのかを見に行った。

結果。流民の虐殺を見ただけに終わった。端っから助けるつもりはなかったようだ。

 

 

何だかんだでマイクロトフさんとミューズ市の様子を見に行ってみると、…狼っぽい幻影が街の空に浮き上がっていた。

「一体何が…」

「何が何やら…とにかく、中に見に行って見ましょうー」

「カナタ…大丈夫かな??」

あんまり…中の人も状況も大丈夫そうではないと思う。

予想通り、中では大量虐殺が行われていた。

「ば、化け物が…銀色の…み、皆…食われて………おれの…妻も…子供も…父も…母も…捕まった…皆…食われ…た……」

そう言い残した男の人は、よほどの恐怖があったのか、そのまま息絶えてしまった。

「………」

「くっ!!お、おのれ!!!ルカ・ブライト!!この悪行!許す訳には行かない!!!!!
  カナタ殿、ロックアックスに戻ります!!王国軍を蹴散らしてくれる!!!!!」

とマイクロトフさんは言うけれど、…あのヒゲだるまは動きそうにないと思うな〜。

でも、その帰り道、街道の村でケント少年行方不明事件が発生し、マイクロトフさんごと捜索に行った。(笑)

 

 

「何とか、戻って来れたね…」

「だいぶ時間かかりましたケド。」

「ああ……」

べぇべぇ。

「「「……………」」」

べぇべぇ。

「…カナタっカナタっやっぱり孔子はマズイんじゃない??;」

「や〜だって、買うよ!アレは!;」

「問題ないでしょう。それより急がねばっ!!」

「でも、フッチと無頼との出会いは良かったですねー!」

「確かに、あれは感動でしたな…!」

牛と、感動でむせび泣くマイクロトフさんと、だいぶ入れ替わったメンバーを連れ、いざ会見へ!!

 

―――――で。結局流民は見殺しという結論になった。

でも、そんなヒゲだるまにキレたマイクロトフさんと、カミューさんと、その部下の人達は仲間になってくれた。やっほい♪

後で一緒に、あのヒゲだるまに目に物見せましょうねvクックック☆

 

 

…夜、何か言いかけたナナミがピリカちゃんを置き忘れていった…。

取り敢えず寝床を譲ってあげた。;

 

(レディファースト?)

77

で。次の日、忙しくも、ラタドが占領された。

後、それの見物に行った所、ジョウイとジルさんの電撃婚約の話を聞いた。

ブハッ!;ジョウイ…っ何考えてるっていうか…勇気あるなっ!!;

「ジョウイが結婚ってホントなのかなぁ…? ねっねっ、カナタ、相手の皇女様ってどんな人だと思う??」

「(基本的には)イイ人ダヨー。」

とかのほほんと話をしながら城に戻った。

で、出陣した。

本日の天候、所により血の雨でーす☆

 

で、戦いの途中、リドリー将軍がまさかの戦線離脱。

一旦退却となった同盟軍内部では、喧々轟々たる揉め合いに♪

「くっ……勝てていたものを…」

「しかし…リドリー将軍が……」

「おれには信じられねぇや。あのリドリー将軍が…」

 

「―――っていうか、あのトゥーリバーでのことを心から恥じてたリドリーさんが同じかそれ以下の行動をとったと考えるよりも〜、シュウが立てたみょーな策をリドリーさんが実行してるって考えた方が納得じゃないですか?」

 

(……………なるほど!)×全員の心の声。

めでたく、全員一致で納得してくれた。

ついでに、戦いにも勝った&キバ将軍とクラウスさんが仲間になってくれた。

 

 

 

戦いの済んだ(小休止の)ある日。

―――(怒った女の人に追われているどこかで見た覚えのある人と擦れ違いつつ、)外へフラフラ遊びに出て、会議の時間をすっぽかした日の事である。

無論食らったシュウの説教を右から左へ聞き流し、朝見た人(トラン共和国の大統領の息子の人だったらしい)の話で、トランと同盟を結ぶ事になった。

もちろん僕は、こう…運命的な予感?を感じたので、すぐに同盟を結ぶ事を決めたのだ!

勢い余って途中ルックが過労で倒れかけたり、巨大な青虫が襲ってきたりしたものの、何とか同盟は結べた。

…ついでに、グレッグミンスターの観光をしてみたところ、トランの英雄コーナーが城の中にあったわけで…

「ナナミ…」

「なになに??」

「この人っ…僕は絶対にこの人お嫁さんにする…!!」

「「「「「えぇーーーーー!!!!!!;」」」」」

胸像ッ!胸像見て一目で決めた!!

この胸の高鳴り……これが恋vvvv!!??

「ギャーーーーーvvvv」

「ええ〜っと、カナタのお嫁さんってことは…わたしにとって義妹…きゃー♪お姉ちゃん大歓迎よーっ!!」

 

「…大丈夫なのか?;」

「…さあね。旅に出てるんなら、大丈夫なんじゃない?」

 

そうと決めたらとっとと愛の為に、ルカ・ブライトを倒すぞーーー!!!!!

「そうと決めたらっ!この像城に持って帰るぞーーー!!」

「わーーー!!;やめろって…それ親父の気に入り何だよ!!;」

「カナタ様っ!!;折角同盟が結ばれたのですから、無用な波風は…!!;」

「離せですーーーー!!(怒)」

…暴れに暴れたものの、像は持って帰ることは出来なかった。チッ(怒)

 

 

まあ戻ってから、近付く決戦の為に、休むようにと早々にベッドに放り込まれた。

翌日、リドリーさんが伏兵に囲まれて大ピンチになっていた。偵察に出たところ見つかったらしい。

朝から大わらわだ。

「カミューさんとマイクロトフさんは僕乗っけて、フリックさんチームはホウアン先生連れて、リドリーさん救出にレッツゴーです!!」

…と、リドリーさんを救助に向かったものの…

 

「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!!;め、目が回るーーー!!;揺れる〜〜〜〜〜!!!!?;」

「カナタ殿っ!乗る向きが逆です!!;」

「カナタ殿、そんなにしがみ付くと、馬が苦しがりますよ。」

 

初騎乗はハードだった。

「〜〜〜〜うおえっ!!;吐くっ…!!;」

もう揺れに揺れた。

そのかいあって、リドリーさんは何とか助け出せたけど。(怒)

「カナタ殿、申し訳ありません。まんまと敵の策に嵌まるとは、このリドリーの不覚です。」

「うっぷ…;いえ、無事でよかったですー;」

よれよれだ。

後、ルックが今回の戦いに対して、意欲を見せていた。珍しい。

でも、いっぱいいっぱいだったので、突っ込みもせずベッドに直行した。

 

 

(バナーの村…
グレミオに突撃しようと勢い込んで行ったら…

誰も居なかった…。

くそうっ!;記憶違いか!?;イベント前にグレミオに突撃しまくって、
無意味にマクドールすぁーんっコールで暴れまわっていたのは…!;
むうっ;後慌てすぎて、ルックの回復忘れてて魔法使えなくなった状態でした。>笑
は し ゃ ぎ す ぎ だ … ! )

78

で。翌日。

「よぉ、待ってたぜカナタ。リーダーが来なくちゃ始まらないからな。」

とビクトールさんに言われ、円陣(?)のまん中へ。

「カナタ殿、策を説明させてもらいます。」

「あーい。」

「ふむ、早く聞きたいものだな。勝つための策を。」

「5万の王国軍を、こちらの2万の兵で打ち破る事はできない。」

「おいおい、そりゃないだろう…」

「てか言い方が回りくどいんですーこのエセロンゲー。」

どさくさ紛れに罵倒。

「〜〜〜慌てるな。王国軍を打ち破らずとも、勝つ事は出来る。この戦い狙いはただ一つ、ルカ・ブライトの首のみ。」

「ルカ様を倒せば、ハイランドの皇位はジル様に移ります。そうなれば、王国軍との和平を結ぶ事も出来るはずです。」

んー?確か、ジョウイがジルさんと婚約してたんじゃなかったっけ??

まだ結婚してないからセーフ??仕組みがよくわからない!

「策はこうだ。」

 

簡単に言うと、キバ将軍を囮に、ルカ・ブライトを全員でタコ殴りにする作戦らしい。

 

 

「観念するが良いルカ・ブライト。もはや、逃れる事は出来ないぞ。」

とか、調子よくルカ・ブライトを(遠巻きに)攻撃して、勧告していたものの。(シュウが)

 

「ふふ………
  ふはははははは………ザコが何匹集まろうと、ものの数ではないわ!!!!!!」

 

ドッカーン。(イメージ音)

「貴様らごときに、このオレの首が取れるとでも思ったか?」

そう言い捨て、味方全員に大ダメージを与え、ルカは逃げていった。

「覚えておけ、カナタ!!貴様らごときでは、このルカ・ブライトに傷一つつける事も適わぬとな!!!!!」

―――ついに名前覚えられたーーー!!;

「くっ、我が策をもってしてもルカ・ブライトを抑える事が出来ぬと言うのか!!!」

とかシュウが悔しがっているものの、とっとと撤退の号令を出せと言いたい。

―――ていうか、1ターンで片付いたから、ルックの出番が全くなかった。あっはっはv(笑)

 

 

撤退し、城に戻って考えのまとまらない軍議からナナミと抜け出すと、レオン・シルバーバーグさんからシュウ宛の手紙を預かった。

「…ラブレター?」

「えええーっまさかー!」

とかナナミと言いながらも、シュウに渡した所、どうやらその手紙、夜襲のお知らせだったらしい。

夜襲に来た所を逆に不意打ちにかけ、またも数でボコる作戦でルカ・ブライトを狩り出す事になった。

恨みはまあ…あるとして、僕の明るい未来の為に、サクッとヤっちゃおうと思う。

 

(次でルカ戦、次の次でついに主坊…! 
ルカ戦やる度に、坊ちゃんの事しか考えていない…>爆 
コレが終われば英雄イベント…!と脳内を占めている為、
2主の意識もそっちに持っていかれてます。>笑 )

79

「ルカ・ブライト、お 前の命運は尽きた。兵士もなく、その傷ついた身体では囲みを破る事は、適わないぞ!!!!」

「囲みだと???
  ふははははははははははははははは!!!!!オレにはブタどもがキィキィ鳴いているだけの、無人の野にしか見えんな!!!!!!
  カナタ……今、ここで、お前の首を叩き落してくれる!!!!!」

「わざわざそのブタの首を落としてくれるって訳ですか?」

ヘッと笑いながら、武器を構える。

 

…決着は案外あっけないものだった。

(そりゃこんだけの人数でボコったらなぁ…)

冷静にそう考えてしまう。

「お、おのれ………な、何故だ…このおれさまが負けるだとぉおお……貴様ら、薄汚いブタどもに何が出来るというのだ!!!!!!!!!!
何故だ!!!!カナタ!!!!!何故、貴様が勝ち!!!!このオレが負けるのだ!!!!!!!!!!それが運命だとでも言うのか!!!!!!」

「…日頃の行いと、運が悪かったんじゃないですか?」

多分それだけの事なのだろう。

いつ自分が逆にこんな死に様を迎えるかもわからない。(多分容赦なく追い回されて首落とされる。)

「―――貴様ら全てこの地上から消し去るまで全てを清めるまで死ぬ訳にはいかぬ!!!」

そう言って、同属嫌悪から殺意まで抱いてしまう相手は、僕に背を向けた。

「追うぞ!!!カナタ!!!!!ここまできて、逃がして堪るか!!!!!!!」

盾になろうと群がってくるハイランド兵を蹴散らし、ルカ・ブライトを殺す為に走り続ける。

…ナナミは青い顔のまま黙っているけれど、殺すか殺されるかの現在、死にたくないから殺すしかない。

………それに、何かこの後、運命的な出会いの予感を感じるし!

 

「追い詰めたぜルカ・ブライト!!!これで、お前も終わりだ!!!!!!」

飛び去る蛍を少しだけ見つめ、その声を聞いてトンファーを握る。

勝負は一撃。

切りかかってきたルカ・ブライトを容赦なく殴る。

「大丈夫っ!!カナタ!!!!」

「うん、大丈夫だよ、ナナミ…」

「ついに剣も折れ、それを振るう力も尽きたか……
  カナタ…貴様は、何ゆえに戦う!!!!!!!このオレを殺し、何を思う!!!!!!!」

「この戦いを終わらせる」

血を吐く程のルカの叫びに、そう口だけの言葉を返し、口元にうっすらと笑みを浮かべて見つめる。

冷静に考えて、ただの同属嫌悪で相手を消す。ムカついていたので、すっきりする。恨みを晴らせたという気分も少々?

目の前の男にもそんな気持ちが伝わったのか、死にそうな顔色の中、愉快そうに笑っている。

「オレを殺し、我が王国を破ったとしてもそこに残るのは、平穏などではないぞ!!!!!!ただ、恨みの声が木霊する荒野だけだ!!!!」

そんな事は百も承知。

近くの平穏と、自分の未来が欲しいだけだ。(一段落着いたら、こんな重苦しいリーダーの座なんて放り出してやる。)

「ふ…ふははははははははははははははは!!!ふははははははははははははははは!!!!!!
  素払い意!!!素晴らしいぞ!!!!この身をかけていた、疼きが!!!!皮膚を焦がす渇きが癒えていく!!!!!!ふははははははははははははははは!!!!!!」

「……………」

あー。もうこれは死ぬな…。

 

「聞けカナタ!!!貴様らは千人でオレを殺したが、オレは一人で、その何倍も、貴様らの同胞を殺した!!!!オレは!!!オレが思うまま、オレが望むまま!!!!邪悪であったぞ!!!!!!!!」

 

それが最後だった。

悪いけれど、うらやましくない。(どうせ僕も思うがまま邪悪だけど)

「……………」

「ナナミ、」

背後に隠したナナミの気配を感じて、心底思う。

「カナタ殿、戻りましょう。我々は勝ったのです。そして、その知らせを待ち望んでいる多くの人たちがいるのですから。」

「…そうだね、」

 

 

疲れからか、物凄い倦怠感に襲われ、城に戻った途端に倒れた。

……………………そして、一週間もの間、ナナミ特製スープを味わう事になった…。

 

 

(まだこの時期では、ナナミ料理は見た目上手で、中身がぐぇー。)

80

「ね、ね、カナタ。ちょっと散歩に行こうよ。」

「よしっ!じゃあまずバナーの村にッッ!!」

ナナミから散歩に誘われ、そう断言する。

「え??どうしてバナーの村?サウスウィンドウとかクスクスの村じゃダメなの??」

「――そこに何か運命的な出会いの予感を感じるから…!」

それーーー!ダッシュだーーー!!

 

 

「久しぶり……変わりはないようだね……」

「……………」

宿屋のちみっこと結託し、道を突破すると…

そこには……!

あの像を見てから、夢にまで見た!こう、つやつやの黒髪に、憂いを含んだ同色の瞳、それにただよう儚げな姿…!

トランの英雄さんがいた…!

 

――――ずっと前から好きでしたーーーーー!!!!!

 

「初めましてーーー!!僕カナタですーーーvvv」

「え…?(子供…?)」

「きゃー♪カナタの…「ナナミーっそれはまだヒミツ〜〜vv」

「落ち着きなよ(怒)」

どっかーん!とタックルをかました所、ルックに『切り裂き』攻撃をかまされそうになったけれど…

「ぼ、ぼっちゃーん!!た、大変です!!!とにかく、こちらへ!!!」

…割りと大変な騒動が起こってしまった。

あのちみっこが本当に山賊にさらわれてしまったらしい。

助けに行かないと!!(何せ、あの子は愛のキューピッド…!!)

 

(この時点で、カナタ少年ようやく成長期が始まります。
…今までの時点での身長は機密事項らしい。>笑 )

81

鼻血噴いて倒れるかと思うほどの興奮の中の救助作戦☆

観察していると、どうもマクドールさんは紋章関係で、とても辛い事があったらしい。(現在進行形?)

これは付け込む…いや、付け入る?いやいやっ!〜〜〜えーいっ!もう正直ラブラブになるチャンス!?

ありがとう!真の紋章!何かコレのせいで体力ゲリゲリ削られてる気がするけどッ!ありがとう!!

 

―――で、結局コウ少年はモンスターの毒で倒れていた。

モンスターはとても強くて、僕とマクドールさんの紋章でぶちのめしたんだけれど…その時のマクドールさんのつらそうな顔が、目に焼きついて離れなかった。

 

 

…まあ、何だかんだで治療の目処もついたので、マクドールさんのおうちで晩ご飯をご馳走になった。

マクドールさんの隣の椅子…!ドキドキで鼻血出そう…!!

夜お泊りする時になっても心臓が大騒ぎで、寝られそうになかったから、屋敷の中をうろうろしてみた。

…決して、夜這いに行こうとした訳じゃない☆

で、うろうろしているとクレオさんに会った。

 

 

82

「あら、カナタ君。お休みにならないんですか?」

「いえちょっと…☆ クレオさんは、何をしているんですか?」

「え?そうね………ちょっと考え事……かしら。」

「考え事…?」

「―――カナタ君…君にとって、戦う事は辛い事ではないの?」

と、ふいにクレオさんから問われた。

「3年前、坊ちゃんは…カイル様は、解放軍のリーダーとして戦い…多くの人々に、多くのものをもたらした…
  だけど、カイル様自身は何を得たのだろうかと…それを考えると……」

確かに…昔のマクドールさんがどんな感じだったのかは分からないけれど、今は本当に壊れそうな儚い印象があった。(寧ろ壊れてそうな。)

―――でも、そんな所が更にドキドキさせるというか何というか…!

「僕には理由があるから……」

クレオさんの問いにそう答える。(うっかり妄想でトリップしかけたものの!)

「…………カナタ君…強い子…本当に……あの頃の坊ちゃんによく似て…」

フッ…、理由。そう!僕の幸せな未来の為に…!!

その為、部屋に戻る途中に勢い余って、カイルさん(って呼んで欲しいって言われた♪)に積極的恋のアプローチ!!

 

 

まあ、この事で縁が出来てv暫くの間、一緒に戦ってくれる事になった♪やっほい!!

無論!別れた直後にとって返し、一緒に来てもらうことにしたのは言うまでもないッ!!

 

(夜イベント?みたいなの昔書いたな〜…多分。
とか思い返しながらプレイ。…読み返す勇気はないです!>うぉいッ; )

83

「カイルさん…vコレ、僕の気持ちですvv」

「え?ありがとう…?」

好意の紋章を渡してみた。

…しかし、遠まわしすぎて伝わらなかった!!

もっと直球で言わないとダメらしい!

 

「カイルさーん♪料理勝負見ててくださいーvv」

「カイルさーん!釣り一緒にしましょうーー!!」

「カイルさーん☆街ぶらぶら散歩しましょう〜♪」

 

と、遊びに遊んで、クスクスに行ってみると…王国軍からの使者さんが来ていた。

和議の申し込みと、ジョウイがジルさんと正式に結婚したという朗報に、驚いていいのか喜んでいいのか…

でも、カイルさんがいるという事だけで、かなりテンションが上がっていた為、喜ぶ事にした。

「じゃあせっかくの良い知らせですから!案内と共におもてなしでも!!」

「そ、そうよねっ!ジョウイの結婚のお知らせ教えてくれたんだし!おもてなししなくっちゃ!!」

ナナミも同意してくれた。

「同盟軍の名物大浴場へどーぞです!!カイルさんも初めてですよねーーーっっvvどうぞです〜♪」

「え?;いいの、かな…?(使者の方をすぐに軍師殿の所へ案内しなくて…;)」

「カナタ殿、それよりも先に…」

問答無用で、クルガンさんを大浴場へ案内し、(カイルさんの入浴姿がなまめかしかったので、のぼせた!)きこりの結び目に挑戦しまくり、(力の石集めて筋トレ…!)交易所に冷やかしに行ったり、酒場に案内し見てたり、風呂場に戻ってのろい人形を飾ってみたり(カイルさんが喜んでくれた♪)、釣りに行ってみたり…と色々と遊びに遊んだ。

 

(現在ここまでプレイ。>笑 
英雄イベントすんだら、もう後はまったりするばかり…!>進めろ!; )

84

「やっと着きましたな…」

「それじゃあ…;」←ヘロヘロ

大広間にクルガンさんを連れて行ったところ、誘拐犯(?)とクルガンさんが間違えられたり、疲れたカイルさんが休憩しに行ったりと…とまあ色々あったものの、ジョウイからの和議状は受け取った。

 

「和平を結ぶために、ミューズまで来いって事か。どう思う?」

「そうですね、僕としては―――――きっと新婚ほやほやの姿を見せつけようと考えたジョウイからの呼び出しだと思うんで、僕もカイルさんとラブラブな様子を見せつけようと思います!何か良い告白方法ありますか!?

「「「「「「……………」」」」」」

「お姉ちゃんはロマンティックな方法が一番だと思うわ!」

 

…罠か否かの話し合いが行われ、取り敢えずミューズへ行く事になった。

―――の前にっ!

カイルさんに『バラの花束』を持って突撃告白〜♪♪

 

(…英雄イベント〜ミューズの和議までの間に告白している。
…はずだったのですが、時間軸が上手く合いませんでした。>爆死 
…まあ、大体この辺りで〜と思ってください。>目を逸らし)

85

「久しぶり…だね、カナタ、――――って!?;」

「えっへっへっへっへ〜♪」

顔が溶けてる!?とジョウイから叫ばれるものの、もうそんな事はここに来るまでに何度も言われてるから気にならない!

「ジョウイ!―――僕の恋人(強調)(ラブリー)カイルさんです!! いーだろ〜!」

「初めまして…;」

「っ買Lレ可愛い…!;」

ジョウイを羨ましがらせ、何が何やらなどたばたになったものの、和議は…

 

「カナタ…お願いだ。ここで、僕の前にハイランドの軍門に下ってくれ。そうでなければ…」

「それは、出来ない! ―――カイルさんの前でかっこ悪い姿なんて見せられるかー!!です!」

 

ドッカーン!と飛び蹴りをかまし、当然決裂。

タイミングよくビクトールさんがピリカちゃんを連れてきたので、そのまま外へと逃げ出した。

ピリカちゃん!元気でね〜!ジョウイによろしく言っといて!

 

 

後、ピリカちゃんを連れて行った事に対して、ナナミがシュウに抗議した。…シュウが大人気なくもナナミを怒らせた挙句、

「カナタ殿、貴方も私を恨んでよろしいのですよ」

などとふざけた事を抜かしたので、

「ナナミ泣かせてるんじゃねーですー!!(怒)」

とりあえず殴っておいた。(ぷんすか!)

 

(…基本設定を流れに沿って組み込んでいく… 
矛盾が出ないように必死です。はい。>目を逸らし)

86

で。

ネクロードが出たとかで、次はティントへ向かう事になった。(もーなんでも来いです〜)

 

「お〜ここがティントですか〜」

「スゴイわね〜っ」

鉱山の街というだけあって、山の中に町が出来ている感じだった。

ちょっと町の中をブラリ観光してから、グスタフ市長のところへ移動。(途中アダリーさん作だと思われるエレベーターがあった…けど。何でここのは人力じゃないのか!うちの城だけ人力!?)

「ほぉ、あんたがオレンジドラゴン軍のリーダーカナタ殿か?なるほど、ウワサどおりまだ少年ではないか。」

「はじめましてーカナタですよー」

値踏みするような目で見られながら、じりじりと近付かれる。

「こんな、ほっそい腕して、このティントじゃあ、お前さんぐらいの年ならその倍は太い腕をもっとるぞ。はっはっはっはっはっはっは。」

太けりゃいいってモンでもないです!岩くらいなら素手で砕いて見せますよ!…とか、言いたい。…ケド、カイルさんのがもっと細いなぁvとか思ったので、コメントなし。

「だが、カナタ殿。あんたみたいな目をした少年を俺は他に知らん。よほど、多くのものを見てきたんだろうな。」

「そうですか?」

そんなにわかりやすく澱んで見えるかな??

「さあて、カナタ殿。ここまでいらした用件ですが…」

「はっきり言おう。俺達と手を組まないか。」

とビクトールさん。

「今まで、そっちは俺達オレンジドラゴン軍を無視しっぱなしだったが、そんな事はガタガタ言わない。死者の群れがここに迫っているのは知っている。どうだ、手を貸すぜ。」

「よくもまぁ、”はっきり”と言うもんだ。
確かに俺達がオレンジドラゴン軍に手を貸さなかったのは確かだ。まさか、あんたらがあのルカ・ブライトを打ち破るなんて思っても見なかったからな。」

そっちもハッキリ言いますねー。

「しかし、今はその力を認めている。敵を前にして、援軍は欲しい。カナタ殿、我らティントに力を貸してくださらぬか?」

「一緒に戦いましょう〜」

とOKを出して、ティント市と同盟を組む事になった。

で、グスタフさんの家に泊めてもらう事になった。

――フッ…カイルさんと同室だったのは言うまでもない!

 

 

次の日、リドリーさん達が援軍に来てくれた。

…でも、既に手遅れだったと言うかなんと言うか…ネクロードもほぼ同時にティントに着いていた。

なんか山間で立地条件がよかったから、住処を作ろうとやってきたらしい。このややこしい時に。(怒)

とりあえず、いったんネクロードも引き下がって行ったので、作戦会議とグスタフさんの家に戻ったけれど…

 

「これは何事ですか、グスタフ殿!」

 

と、(暴れるグスタフさんの前に)聞き覚えのある声の主が現れた。

 

 

87

「おお、戻られたかジェス殿に、ハウザー殿。いかがでしたか?兵士達は集められましたか?」

「グリンヒルとミューズから逃げ延びていた市兵達、志を持つ市民達を含めてほぼ5000ほどの兵士を集めるのに成功した。」

ああー。ジェスさんかー。

姿を確認して、ちょっと考えて思い出す。

「しかし、報告の為に戻ってみればいつの間にかカナタ達がここに居座っている。これはどういう事ですか?」

変わってねー!…というか、オブラートに包んでない分、悪化?(性格とか口の悪さとか!)

「カナタ殿はオレンジドラゴン軍のリーダーとして我らティントと共に戦ってくださると約束してくれた。」

「そうで〜す。」

「何をおっしゃっています!!オレンジドラゴン軍ですと!!!皆、騙されています!」

「なんだと!!そりゃどういう意味だ!!!」

「頭の上で会話するのやめてくださいよ〜。(身長的なイミでなく!)」

喧嘩になっている中、つかつかとジェスさんが(わざわざ)僕の前までやって来た。

「こいつは都市同盟の人間じゃない!!我々をこんな目に合わせたハイランドの回し者だ!!!」

おお。ジェスさんの頭の中で、僕はもうそんな役どころに!?

「…想像が進んでますね〜…」

「オレンジドラゴン軍のリーダーなんて、何を企んでいるか、分かったものか!!」

「てめぇ、ジェス!!!何を証拠にそんな事を言ってる!!カナタが、どういう目に合って来たかも知らないで!!!」

「そ、そ、そうだよぉ……わたしたちだって、別に好きで…」

「証拠だと。ああ、証拠ならあるさ。俺は、見たんだ!!!!ミューズが落ちたあの時、こいつはアナベル様の殺された部屋に居たんだ!!」

いましたね〜。

「こいつこそがアナベル様を、その手にかけたんだ!!!」

いや、全然見てないですよ、ソレ!

…ま〜。殺したって思い込んでる方が楽だったんでしょうね〜。ちゃんと調べたら先にジョウイが部屋に入ったって証言も出たでしょうねー。(ああ。あの兵士さんも死んじゃったのかも?)

「バカ言うんじゃねぇ…そんな訳あるか!!!!カナタがアナベルを…」

「カナタ!!!言い訳できるか?」

「……………」

ヒステリー起こした相手に何言っても無駄、と黙秘。

「見てみろ!やはりこいつが…」

鬼の首をとったように言うジェスさんに、リドリーさんが間に入る。

「ジェス殿、トゥーリバーの将軍として言わせてもらう。それ以上、我らがリーダーを侮辱する事は、許しませんぞ。」

「ふん……失礼する……」

子供を怯えさせたままジェスさんは出て行った。(トラウマになる気がしますね〜)

心配そうに見ていたカイルさんに、大丈夫です〜vと手を振って見せると、ほっとしてくれた。ふぅvよかった♪

 

(PSP版で数度目の再プレイする中… 
色々と2主の性格を再確認しています。>笑)

 

88

まあ結局会議は―――何も決まらなかった!あっはっはv

…で、ヤケクソに笑いながら部屋に戻る中、部屋の前にジェスさんが待ち構えていた。

「な、何よ!やる気?」

「そのつもりはない。」

…確かに、戦ったらナナミの方が強そうだ。闘志満々に構えるナナミと、ジェスさんを見比べあっさり納得。

「だがなカナタ、俺はお前を信用してはいない。アナベル様の事もあるが、それ以上に、都市同盟を救うには都市同盟の人間の手で行うべきだ。俺はそう思っている。」

お。ようやく頭が冷えたみたいだ。…まあ、結局こっちの返事はいらなかったのか、それだけ言い残して去って行ったけれども。

「何よ、べーだ!」とナナミがあっかんベーをして見送りつつ、ようやく部屋に移動。

 

………今日は色々あったから、一人で考えたい事もあるよね、……と、カイルさんは今日は別の部屋に行ってしまった…!(泣)

うう…;フラフラとショックで眠気も吹っ飛び、ナナミの部屋に様子を見に行く。

「ねぇ、ジェスさんの言ってた事…どう思う?わたしたちって、どこの人間なんだろうね?」

「ハイランドでも都市同盟でもないもんね〜…」

「ハイランドでは、皆良くしてくれたけどどこかよそよそしかった……あの頃は不思議でしょうがなかったけど、今なら理由は分かる…気がする。」

「そうだね」

「ゲンカクじいちゃんが都市同盟の英雄だったなんて今でも信じられないけどね……
  そして、ハイランドで終われて都市同盟に来て…でもやっぱり、わたしたちは都市同盟の人間でもないし…」

「………」

さすがに、どこの国の人間でもいいとかは言えない。(ナナミはキャロに戻りたいらしいし…。)

「ねぇ…カナタ、………や、やっぱりいいや……」

「ナナミ?」

「いや、やっぱり言っちゃおう…カナタ……もうこんな戦いは何かやめようよ…カナタが戦わなきゃいけない理由なんかないよ…戦って、傷ついて、武器を振るって、人を殺めて、そんな事をする理由なんてないよ。」

「―――…」

「どうして?どうしてカナタなの?もっとふさわしい人がいるじゃない!ビクトールさんや、フリックさんや、シュウさんや、リドリー将軍や、フリードさんや…カナタが戦う必要なんてないよ…
  このままじゃ、このままじゃ、カナタとジョウイは……」

「……………」

「ね、ね、ね、カナタ…どっか…どっかさぁ、遠い、遠い所、ハイランドも都市同盟も聞いたことない所まで、逃げようよ。何とかなるよ。いや、お姉ちゃんが、何とかして見せるから、どっか静かな所で暮らそうよ。
  ほとぼりが冷めたらさ…ジョウイも連れ出してさ……暮らそうよ…昔みたいに…じいちゃんがいた頃みたいに…カナタとジョウイが…」

「大丈夫、大丈夫!何とかするから!―――だから、逃げるのはなし!」

「どうして?どうして?どうしてなの…」

「―――この戦いを終わらせて、一人前の漢になってカイルさんをお嫁さんにしてみせるっていう夢があるから…!!

たかが一国の命運をかけた戦いに背中を向けたら、カイルさんに似合う漢になれない気がする!

燃えに燃えて力説した所、ナナミも(泣いてたけど)笑って納得してくれた。

…でも、自分の我が侭を通す分、ナナミの為にもジョウイは生きたまま捕獲しようと心に誓った。…後、ホントに拙くなったらナナミの言うとおり逃げる事も約束する。

 

 

………………………………………………………………………………………………泣きっ面にハチというかなんと言うか……戦争ムードが漂っているという事で、次の日カイルさんが家に帰ってしまっていた…orz(泣)

もージェスさん達が勝手に進軍しちゃおうが何しようがどうでもいい…(泣)

 

(同盟軍リーダーやってる理由ってそんなもんらしいです。>オイ)

87

ぐでぐでになりながら、ナナミと町中を散歩していると、坑道の目に人が集まっているのが見えた。

何やら、落盤があったとかなかったとか言う事らしい。

気分転換に、その中へ探険に行ってみる事にした。

 

「あ!あれは!!!!!」

少し奥に入ったところで、不意にナナミが声を上げた。同じ方向を見てみると…――アレは!

「ヘンタイ吸血鬼!!」

「誰がですか(怒)」

「あ、あんたはネクロード!!!……だよね。何故、こんな所に!!」

「ティントの地下には、幾つも坑道が掘られている。その一つを使って、ここまで来たのだよ。
  ジェスとかいう小僧が、ミューズの元兵士を集めていたのでね、何人かスパイを紛れ込ませたのさ。ちょっと脅して、金を与えれば簡単に協力してくれましたよ。まさに、人間とは薄汚い生き物です。死体にならねば、真の価値は出ませんね。」

前半同意ですけど、後半は却下です!腐臭が出るじゃないですか!(怒)

「え!え!え!!じゃあ、まさか!!!!」

ジェスさん騙されたみたいだねー。

「貴方は確かオレンジドラゴン軍のリーダー、カナタ。我が死者の軍勢の一員に加えてあげますよ。」

「謹んでお断りです!」

「そんな事は、させない!!!」

 

…でも、このヘンタイ吸血鬼、ビクトールさん(というか、星辰剣)がいないと倒せないんですよね…

 

抵抗したものの、やはり相手にダメージはない。

「やりますね。しかし、こんな所で手間取っているわけには行きません。そろそろ、気付くはずですからね。我が紋章の力をお見せしましょう。100人の血が必要な魔法ですからね、ありがたく、思ってくださいよ。」

「誰が思いますか!(怒)」

突っ込みは無視され、呪いっぽい魔法を発動させようと、詠唱が始まる。

「我が月の紋章よ、100人の血と、100人の命を捧げん。いざ、いたれ”蒼き月の呪い”よ。彼の敵を討たん!!!」

「逃げよう!!カナタ!!!!!」

「うん!100人分なんてかなり呪われそうだしね!」

「もう遅いわ。命ある者が、この呪いを逃れる事は出来ん。」

ネクロードがそう言い切ると、いきなり目の前が真っ黒になり――――――――すぐに光が戻ってきた。

「やだ!!!!ダメ!!!」

「え?…何とも…ないケド??;」

「な…何だと!!!!我が呪いを弾くとは!!!!!!! こ…これは……真の紋章の力か!!!」

スゲー!真の紋章のパワー!!;

「逃げようカナタ!!!」

「あ、そうだね!」

ネクロードがショックを受けている隙に!とダッシュで逃げようとしたものの…

「逃がすな!!」

とすぐにゾンビの追っ手がかけられた。(でもダッシュで逃げ切った。)

 

(結局どんな呪いだったのか知りたい所…)

88

………逃げ切って、坑道の外へ出た僕らが見たものは…

 

「う、うそ!うそ!うそ!うそ!」

ゾンビ塗れになった、死者の町だった。(どこか別のゲームで見たような光景だ!;)

「逃げなきゃ。逃げなきゃ。カナタ、行くよ。」

うん、…と返事を返すつもりが――――いきなり視界がぶれた。

「ん?カナタ??」

物凄い脱力感と眩暈で、立ち上がる事も、返事をする事も出来ない。

「カナタ!カナタ!!どうしたのカナタ!!!」

「ぅ〜〜〜〜っ…;」

「―――カナタ!大丈夫だよ!大丈夫だよ!!絶対お姉ちゃんが守ってあげるからね!!!」

そういうと、ナナミは僕に背中を見せた。

ナナミに背負われ、幼い頃の記憶をぼんやりと思い出し―――――僕は…意識を失った。

 

 

次に完全に意識が目覚めたのは、二日もたってからだった。

で、カーンさんと合流し、元気になった僕がまずした事はと言えば。

 

「カイルさん!カイルさんを誘いに行かないと!!禁断しょーじょー出てきます!!!!」

「わーvカナタが元気になってよかったわー♪」

トランへダーッシュ!!

 

(お姉ちゃんラブなのです。>笑)

 

ちなみにトランでは…

 

「? カナタ…大丈夫? 顔色、悪そうに見えるんだけど…」

「大丈夫ですーvダッシュで来たせいで疲れただけですー♪」

「そう…(ほっ)」

 

多分、体調の悪さは隠し切る心意気でしょう。(笑)

 

89

虎口の村でシエラさんに仲間…いや、ご本人曰く、『第一の従者』にしてもらって、クロムの村へとレッツゴー!

…で、クラウスさんと合流した所――

 

「こちらの方は?」

「ああ…こいつは…」

「私はシエラと申します。旅の途中だったのですが、女の一人旅、狼藉者に襲われていた所をこちらの方々に助けていただいたのです。」

シエラさんがクラウスさんに一目惚れをかました。

「せーしゅん?ってヤツですね〜…」

「そ、そ、それは…大変でしたね。」「えぇ、貴方もこちらの方々のお仲間ですか?お名前は?」「え、えぇ…クラウスと申しますが…」…何ていうやり取りを聞きつつ、少し遠い目をした。

「? 何が?」

「なんでもないですーv」

まあ、そんな事はさておき、次の日ティントに忍び込んで、ネクロードを退治しに行く事になった。

 

…で。

あのちっちゃい女の子(グスタフさんの娘のリリィちゃん)もネクロードにさらわれたらしい。

ロリコンだ!!ロリコン吸血鬼だ!

こうしちゃいられないと、ムチャクチャ薄暗くて、どこが道やら分からない坑道を突き進む!

…何の邪魔なのか、地面からゴーレムが沸いた。

おのれ!ネクロードと書いて、ロリ吸血鬼めッ!!

「でも備えあれば憂いなしー!こんな事もあろうかと準備しといた天雷の札で総攻撃ですー♪」

「カナタ!;どこ見て話してるの!?;」

カイルさんから戦闘中の余所見を怒られつつも、圧勝した!

 

ゾンビまみれの町を抜け、町の一番高い場所にある教会へと向かうと…中からネクロードの気配(BYシエラさん&カーンさん)といたいけな少女の泣き声が!!(後、それを庇う様な女の人の怒声。)

「このロリ吸血鬼めーー!!観念しろですーーッ!!(怒)」

ビクトールさんと星辰剣と一緒になって罵声を浴びせつつ、どりゃー!と乱入。

「ビクトール、カナタ、2人まとめて、あの世に送ってあげます。もちろん、死体は有効に使わせて………―――なんと!そこにいるのはカイル・マクドール!」

「……………」

ふとネクロードが歓喜の声を上げた。(怒)

「く…以前よりも更に美しくなって…ようやく我が花嫁になる決意をしたというわけですか!」

「………………………」

ふざけんなですー!(怒)と僕が怒るよりも早く、カイルさんがキレた。

 

 

「カイルさんも怒るときは起こるんですね〜v」

「…昔は、いや…『も』?あんな感じだったぞ…」

怒ったカイルさんも可愛かったです♪

まあ、とにかく時間が稼げたので、カーンさんが結界張って、シエラさんが紋章抑えて、その後全員でボコボコにした。(ちなみに。既にカイルさんからボコボコにされていたので、1ターンもかからずあの世行きだった。)

 

 

で、戻ってすぐ(カーンさんとシエラさんとシーナまでつれて遊びまくってたら、さすがに怒られた…)大広間に呼び出され、今度はグリンヒル奪還作戦を行う事になった。

 

(普段の話は、大体この辺りのイメージで書いてます。>多分。
ネクロード戦い以降〜???の心意気!

後、どうでもいい事ですが。とくせいシチューレシピのイベント発生時に、
坊ちゃんにいつものラブコールをかけると、黙ってパーティーに入ってくれますね。
…ちょっとした誘拐犯の気分を味わえます…v>オイ;)

90

さすがに帰ってすぐにグリンヒルに行く訳には行かない為、その日は寝ることになったが…―――少し城内を徘徊している間に、部屋に暗殺者が潜んでいた!

 

「オレンジドラゴン軍のリーダー、カナタだな。」

「そうだよ。」

「その命、貰い受ける!!」

「暗殺者の人ですかーーー!!」

わおーー!;と叫びながらも、室内で紋章の撃ち合いになった。

一応フェミニスト志望なので、雷の紋章を2発ほど食らってもらい、痺れさせて動けなくさせた。

「くっ……子供だと思ったのが…間違いか…」

「どうしたカナタ!!」

わらわらと、ビクトールさんやらフリックさんやらが駆けつけてくれたものの、何か恨みをかって個人的(?)に暗殺に来た人だったらしいので、キャッチ&リリースをしてあげた。

〜〜〜〜〜〜〜でも、この事件のせいで、部屋の前に警備の人が付く事になった。…ムチャクチャうっとおしい。

ムカついたので、朝から一人でカイルさんの所に遊びに行った。

ちょうどグレミオさんがシチューにかかりきりだったので、黙ってカイルさんを連れ出す事になった♪

「何か駆け落ちみたいでいいですねーv」

「?;」

…まあ、さすがにグリンヒル奪還を放り出して遊んでいたのは拙かったらしく、料理勝負の決着を見届けた時点でとっ捕まえられた。

 

 

作戦は、キバ将軍と一緒に行く事にして、作戦は町の裏からエイダにユーバー部隊を狙ってプスプス☆大作戦で行った。

後vカイルさんが一緒に遊んでいた責任を感じたのか、戦争にも一緒についてきてくれた♪♪(―――でも、かなり気分が悪そうだったので、今後は戦争の時はおうちに戻っていてもらおうと思う。一緒にいられるのは嬉しいけど!!)

 

で、グリンヒルに抜け道を使って進入したら、途中でカラヤ族のルシアさんが待ち構えていた。

テレーズさんのお父さんとヒゲだるまに、父親を毒殺された恨みがあるらしい。うーん。ロクな事してないですねー。

まあとにかく市内に突入したものの…、ユーバーとか言う不気味な人外が地面から生えてきた。

「お前がカナタ……真の紋章を受け継ぐもの……呪われし子…我が憎悪の元凶…我が悪夢の元凶…我が僕…悪夢より現れし別天地の化物により、この世界から消え去れ!!!!」

「訳わかりません!」

キッパリ言い切ってみたものの、人外は聞く耳持たない感じでボーンドラゴンを召還した。

…多分カイルさんから放たれるオーラに気圧された訳ではないと思う。多分。きっと。

だから、ボーンドラゴンが倒された後…

「まだ……力が足らぬか…カナタよ…真の紋章を受け継ぐ者よ……戦いの炎を消すのは、たやすくないぞ…」

と言い残して、すたこら逃げたのは、そのせいじゃないと信じたい。

―――それはさておき!

グリンヒルは取り戻したのは良いけれど、それと同時にマチルダ騎士団がハイランドの手に落ちたらしい。(あのヒゲだるまだからな〜)

 

 

グリンヒルを拠点に、ミューズを先に奪還する事になった。

ああっ本当に忙しいです!(怒)

とりあえず、グリンヒルをうろうろしていたら、ルシアさんが居たので、鬼ごっこに興じてみた。

で、行ってみた先にはジョウイがいた。

 

「カナタ、君に友として頼みがある。今すぐにオレンジドラゴン軍のリーダーを辞めて逃げてくれ。」

 

アホか。自分に出来ない事を人に頼むんじゃねーです!(怒)

…とか言いたくなったけれど、ナナミとカイルさんの手前、ぐっと耐えた。(何せ両脇にいる!)

「僕は…君と戦いたくはない。」

「それは…無理だよ」

とか頑張ってまじめな顔で(ちょっと引きつった)答えてみる。

〜〜〜〜あああああっ!;両脇から泣きそうな気配が…!;

一生において、この状況下ほど困った事はないかもです!!;

「カナタ…この二つの紋章を手に入れたあの時から、僕らが戦う事は決まっていたのかもしれない。」

「〜〜〜〜(勝手な事言うなー!;)」

横でカイルさんが固まったのが分かる。(紋章関係で親友のテッドさんって人が亡くなったらしい。)

 

――――――――もうこの際、ジョウイの意思は問わずに確保しよう。うん。

 

そう決めた。こう、さいしゅー決戦辺りで、生死不明になった状況下で捕まえれば、何とかなる!

―――――うう;かなり雰囲気は暗いまま、ミューズ奪還へ向かう事になった…(この借りはしっかり後で取り立てようと思う。)

 

 

(無事にクリア出来たので、量をup!
カイルさんは過去の出来事がフラッシュバックすると固まります。
慣れてくるとカナタが、その手を話題を全てシャットアウトな感じです。)

 

91

カラヤ族の皆さんが壮絶に死にまくる中、意外とあっさりミューズ市に入れた。

うーん。前見たあの狼っぽいのがいそうでやな予感。

 

…予感は的中し、もじゃりと狼が中で繁殖していた…。

 

「てったーい!撤退ですーー!!狼に内臓モリモリ食われたくなけりゃー全速で逃げてくださ〜〜〜い!!」

とりあえず、3匹程なぎ倒し、大体の兵士が逃げたのを確認して、撤退した。(だってキリがなかったし。)

ルック曰く、『獣の紋章』の眷属らしい。

取り敢えず城に戻り、今後の対策を――――と、見せかけて!遊びまわってみた!(笑)

まあ、その途中キバ将軍がシュウから死んで来いというような指示を言われていたけれど…まあ本人が納得してるなら、と放置して更に遊びに出かけた。

 

 

―――またあんまり遊び呆けたため、無理矢理ロックアックスの戦争に連れて行かれる羽目になった。ああ〜〜〜;カイルさーんっ!!(泣)(後、どさくさに紛れて、レックナート様が真の紋章の力を使えるようにしてくれた。)

とりあえず、命を大事にー(笑)を合言葉に戦争をして、ロックアックス城へ乗り込む事になった。

…せっかくだから、カイルさんにも来てもらうことにした♪よし!バナーの村へGO〜!

 

「…カナタ殿…(怒)準備がよければ出発いたしますが?(怒)」

「おまたせでしたー♪」

「………(汗)」

あっはっは♪シュウの顔が引きつってる。

まあ、乗り込む人を決めないと!

「僕とナナミとーカイルさんとールックとーワカバと、ムクムクで突入する事に決めましたよ!」

「本当にそのメンツで大丈夫なのか!?;」

「遠足行くみたいになってるぞ…;」

「気のせいです!」

キッパリ言い切って、城内へ進入。

 

 

割とスタスタと中をうろつけたものの、やはり城だけあって、とてつもなく広い。

「もう少しで、たどり着きますね。」

とワカバが言い、もう少しで旗の下へとつきかけたものの、追っ手の声が迫ってきた。

「仕方ないな………ここは僕が何とかする。そっちの方が、いいからね。君達は、旗を頼んだよ。」

「う、うん、わかった。行こう!!!カナタ!!み、皆気をつけてね!!!!」

「任せましたー!」

「気をつけて……カナタ……」

「ラジャーですーvvvvv」

「……………;」

カイルさんからのエールももらい、元気はつらつに走り出す。

…まさか、この先であんな事が起こるなんて…予想もしていなかったから…。

 

 

 

「ふぅ、ふぅ、大変だったけど何とかここまで来たね。後、一息頑張ろう!!!!」

「うん!カイルさん達も心配だし、早く旗を見つけよう!」

 

「どこを目指してるんだい、カナタ?」

 

あ。ジョウイの声。

「ジョウイ!!」

「カナタ、ナナミ………何を狙っているのか知らないが、ここから先は通さない…」

ジョウイはスラリと剣を抜いた。

「ジョ、ジョウイ!!!ダメだよ!!イヤだよ!!!!」

「ジョウイ…君とは戦いたくない…(忙しいし、ナナミの前だし。)」

「そうだよ!!!なんで!?なんでなの???なんで、カナタとジョウイが戦うの!!??」

「運命だった……多分、それが答えだよ…」

阿呆か!

「運命なんて言葉は恋愛用途以外での使用は認めない!」

「その主張は一体何だいカナタ!?;」

 

取り敢えず揉めに揉め、ナナミが必死に抗弁を続けていた。

「やだよ、だめだよ、そんなのだめよ!!運命なんて、信じないもん!!ゲンカクじいちゃんも言ってたもん!!そんなのウソっぱちだもん!!!そんなのが…ハイランドとオレンジドラゴン軍が戦う理由だなんて……カナタとジョウイが戦う理由だなんて……」

「…ここは、この地は…都市同盟とハイランドが両立するには狭すぎたんだよ…それが多くの戦い、悲しみを生んだ。
ジョウストンの丘で、都市同盟の会議を見たあの時僕の心には、大きな疑問が生まれた…肩を寄せ合って、何とか生を受けて成り立っている都市同盟の中でさえも、争い、嫉妬、反目が渦巻いている。
僕は、この地に一つの大きな国を打ち立てる…王国郡も都市同盟も関係はない。協力で、強大な力を持った一つの国こそが、この力争いを追放するただ一つの方法なんだ……」

そんなの知るか。

人がいて、国があって、争いが起こる。嫉妬も反目もある。人ならそれが当たり前の感情だ。押さえつけようとするからこそ、より強い反発が起こり、周りに被害が出てくる…。

戦うなら、戦えばいい。大きな力がなくなって、無意味な被害がなくなればいいと思うだけだ。

「……………」

「話は終わりだ。後は決着をつけるのみ……」

「そうだね。」

今なら、ジョウイをボコボコにして、連れて帰っても、人気もないし、バレなさそうだ。

「!」

――ーふいに背後から殺気を感じた。

振り向いてみるとヒゲだるまがこっちを矢で狙っていた。

「ナナミ!!!」

武器を構え、ナナミと2人矢をなぎ払っていたものの……

 

―――――ザッ…

 

…鈍い、肉に何かが食い込んだ音がして…ナナミの身体が、床へと倒れていった……。

 

 

(PS版でスタメンを誰にしていたか忘れ、
無意味にムクムクがスタメン入りしていました…何故?; )