→これ以前の分

 

幻水2プレイ日記?〜カナタ少年の日記〜

 

92

「し…失敗…失敗…でも…だ、だいじょ…うぶ…」

 

「あ……」

力なく横たわるナナミの姿に、頭が真っ白になった。

「失敗したか。だが、まあいい。この手であの世に送ってやるわ!!」

「こ…の…ダルマが……」

「よくも………」

指先から熱が抜けて、代わりに一気にカァッと頭に血が上った。

早く…邪魔なものを倒さないと、ナナミが…

 

 

黒き刃と輝く盾の紋章、最強の呪文が炸裂し、ナナミを射抜いた相手は、一瞬で床に沈んだ。

「うぉぉ………」

「ナナミ!!しっかり!」

すぐに矢を抜いて、回復を…

「大丈夫か…ナナミ…」

「…よ…よかった……やっと…もとの…優しい顔に…もどったね…ジョウイ…
だ…だいじょうぶよ……だいじょうぶ…だから…ケンカ…しちゃ…ダメ…」

「………………」

肺、は…傷ついてない…傷は深いけど…でも、内臓は…

「ジョウイ!矢を抜いて!!傷を塞が…」

「ナナミ……すまない…」

混乱したジョウイはそう言い残して去って行ってしまった。

「………ッ(怒)」

この野郎・・・ッナナミ死んだらまずお前をピーーでピーーーしてピーーって(※残酷描写の為規制させていただきます)血祭りにあげて、世界も滅ぼしてやる…!(怒)

ナナミの身体を起こし、食い込んでいる矢を引き抜き、すぐに輝く盾の紋章で傷口を塞ぐ。

「カ、カナタ………」

「ナナミ…」

大丈夫、かな…?内臓に…目に見えない部分に傷が入ってたら…〜〜〜なんでお医者さんの勉強もしとかなかったんだろう…ッ!

「あ…あのね…わ…わたしはね…だいじょうぶ…だよ……で、でもね…ちょっとだけ…おねがい……お、お姉ちゃん…って呼んで…」

「お姉ちゃん………」

無意識に呼びかけていた…。

「あ…ありがとう……あんしん…できるよ…」

「っ…」

うっ…泣きそうっ…!

腕の中のナナミの身体から力が抜け、ずしりと重くなった。

ただ、その身体から熱が失われていかない事だけを救いに、グッと涙を堪えた。

「ねぇ…カナタ…わ…わたしと…カナタと…ゲンカクじいちゃんは……血は…繋がって…なかったけど…ほ…本当に…家族だったよね…わ…わたし…ゲンカクじいちゃんの子供で……よかった………」

「僕も…」

「カナタのお姉ちゃんで……よかった……」

「僕もナナミがお姉ちゃんでよかったよっ…」

「ジョ…ジョウイと友達で……よかった……………み…みなんなといっしょで………よかった……」

「……………」

そう言って、ナナミは喋る事をやめた。

ぎゅっとナナミの手を握る。

………脈も、熱もある、気を失っただけっ。

死んでない。死んでなんかいないはず。

「カナタ殿…これは…………」

「…………………遅いんですよ…」

何もかもが。

 

 

 

 

「………………まだ息はあります。すぐに、ぼっちゃんラブ城へ戻り手当てが出来ればいいのですが………外はまだ敵だらけで、そういう訳には……」

「…瞬きの手鏡で、すぐ戻りましょう。」

敵兵が引き上げなくとも、どうとでもやってやるつもりだった。

けれど、その手間もいらずにすぐに敵兵らは引き上げてくれたので、スムーズに戻る事が出来た。

 

 

「ちくしょう…助かってくれよ…」

「……………」

「大丈夫だって…あいつが死ぬわけ…」

「アイリ!!!」

「……すまない、カナタ。」

アイリがそう言った時、医務室の中から人が出てくる気配がした。

「終わったみたいね…」

「どうだった!!大丈夫なんだろ!!!!」

「……………」

「大丈夫ですよね。」

「大丈夫…大丈夫……」

「……………すいません…私の力…不足です……」

そう、ホウアン先生は言った。

「なんだって!!!そんな!!!!お前、それでも!!!」

「やめな、フリック。そんな事して、どうなる。お前のやってるのは、ただの八つ当たりだ…」

「わかってるさ!!わかってるけどなぁ!!それじゃあ、あんまりカナタが……くそっ!! キバに…ナナミに…今まで、一緒に頑張ってきたのに!!!せっかく勝ったのに!!!ここまできて!!!」

「………………」

「くっ………」

「カナタ………」

かけられる声が、どこか他人事のように聞こえる。

「シュウ殿……」

「なんだ?」

「お話しがあります…中へ……」

 

 

『……………すいません…私の力…不足です……』

そうホウアン先生は言った。

何をするでもなく、僕はぼ〜っと天井を見つめる。

 

おかしい。

 

よっぽどの藪医者でさえなければ、あの状態のナナミを死なせるわけがない。(ホウアン先生は藪医者じゃないし!)

ついでに、シュウだけを部屋に呼んでいたのもおかしい。

死に顔さえ見せてくれないなんてのは、更におかしい。

「……………」

結論。ナナミ、生きてるんですね…。

そうとしか思えない。

ぎゅー!っと目をつぶり、意識集中!受信!お姉ちゃん電波!

 

『カナタ!お姉ちゃんがいると邪魔になっちゃうから、先にキャロへ帰ってるわね☆これからは全力でカイルさんを守るのよ!何でも片手間でやってたら、両方なくなっちゃうってカナタも言ってるもんねv 追伸!ちゃんとジョウイと仲直りするのよ♪』

 

――――ありがとうお姉ちゃん…!

姉の志と、愛を受け取り、ガッツポーズで天を仰ぐ。

…で、それから暫くして、ノックの音。

カイルさんが…自分の方が倒れそうな表情と顔色で…お見舞いに来てくれた。

正直に、「ナナミが死んだなんて信じられません」と言ったら、言い方が拙かったようで「僕が…」とマイナス思考に走ってしまった!!;

ソウルイーターは、持ち主の親しい魂を食らうというとんでもない嗜好の紋章だから、仕方ないといえば仕方ないけれど………―――泣きそうな顔のカイルさんは、鼻血が出るくらい可愛かった。

1.ナナミが生きてる事を教える

2.この場につけ込んで押し倒す

「…………っ(くっ;悩みます…!;)」

「………カナタっ…」

 

→3.取り敢えず押し倒してから、後で教える。

 

 

―――えへvvv後で、結局怒られましたけど、「だってこれから戦いが終わるまで、ナナミがいなくなる事が寂しかったんですよー!(泣)」と言ったら、すぐに許してくれました♪♪

 

(ダメダメです。
裏キリリクと並行してお楽しみください…>笑
その為だけに更新ストップ…!;>先に書いとけ!!; )

93

シュウと話し合い、大広間からひょこひょこと出る。

何だかんだでハイランド進攻が決定。動いてしまったものは、とっとこ決着をつけないとしょうがない。

カイルさんと一緒に、取り敢えずぷらぷらしようとしていた所…

「っ…カナタ!!?」

「…………!!;」

身体からまた力が抜け、ドサリと床の上に転がってしまった。(カイルさんが傍にいるのに…!)

根性ーッ…!!;

「カ…カイルさん…眠たくて…ダウンです!!;」

「カナタ!?;」

それだけを言い残して、ガクッ!!;と力尽きる。―――誤魔化せたか…な??

取り敢えず、通りかかったフリードさんに運ばれたらしい。

うーん…進攻はもとより、紋章の件もどうにかしないと〜;

 

まあ、とにかく。

 

「行こう…ルルノイエへ!!!」

レッツゴーー!!

 

 

―――途中、シュウが丸焦げになりかけたけれど、無事にルルノイエへの関所に着いた。

チッ。

(焼け死ねとまでは言わないケド、髪とか焦げてアフロくらいになればよかったのにです…)

 

 

目も当てられない乱戦の末、何とか皇都ルルノイエに到達。まあ、こっちにあまり被害が出なかったのが唯一の救いな感じだ。(これで負けたら、物凄い犯罪者として語り継がれそう!)

「後は、このルルノイエを落とすだけです。カナタさん。」

「そうですね、」

「これで、最後だ……誰を連れて行くか…よく考えてくれ……」

よし!わざわざ最後の突入の為に待っていてくれたカイルさんは元より…後は――うーん。適当に考えよう!

「頑張って…下さい、カナタさん。皆の気持ちを無駄にしないで…そして…生きて戻ってください。お願いします。貴方には、まだまだやるべき事が残っています。」

「わかりましたー☆」

今死んだりしたら、もー史上最低の極悪人として名前が残っちゃいそーですからね〜♪

と、まあ突入したのは良いものの…

 

「カナタ…我らの軍は敗れたが……我らの魂は敗れ去っていないぞ……」

 

と、ルシアさんが現れた!

あーもうッ!戦い辛い!(怒)

取り敢えず、暴れるのを力ずくでやめてもらって、テレーズさんの説得の元、道を通してもらった。

 

 

「ついに、ここまで来たか…”輝く盾の紋章”と”黒き刃の紋章”が相争うのを防ぐ事、やはり出来なかったか…」

「別に紋章のせいで戦ってるわけじゃないですケドね!」

操られてる感じがするから、そういう言い方やめてほしいです!

「怯む事はない、ゲンカクの息子よ…打ち込んでくるがいい。―――ゲンカクとの…あの時の勝負を今、再びつける……」

そんな訳で、ゲンカクじいちゃんの親友だった人と、一騎打ちをする事になった。

ゲンカクじいちゃんの代理という事なら、確かに負けられない!

 

―――勝負自体は、割と一瞬で着いたものの、やっぱり大変な気迫だった。

 

「うぅ…………少年よ…ゲンカクの息子よ…名はなんと言う?」

「カナタです」

「カナタ…わしは、お前達に謝らねばならない。25年前のあの日、わしとゲンカクは、二人で分かち合った二つの紋章を封印した。」

うんうん。そう言えば封印してあった。

「”輝く盾の紋章”と”黒き刃の紋章”は元は一つの紋章なのだ……そして真の姿……”始まりの紋章の力”こそ…争いを裁く力…しかし……その力…”始まりの紋章”を手に入れるには………」

そこまで言ってハーンさんはばったりと倒れた。

「大丈夫ですか!?;」

「カナタよ……強い少年よ…お前達を苦しめてしまった事を…我らの弱さを…許してくれ……行け…少年………」

や…続き、かなり気になるんですケド…;―――まあいいか!

敬老精神には反しながら、とにかく先へと進んで行った。

 

(次でラストです!
…かなりダッシュで進みました>笑 )

94

 

で。腹が立つほど広い城をドンドコ進み、クルガンさんとシードさんとガチンコバトル!!――――勝った!

 

「フッ…安心してください!みね打ちです!」

「魔法にみねもクソもあるかっつーの!!(怒)」

「トンファーにもありませんな…」

 

まあ、進んで戻ったら、もう2人はいなくなってたので、駆け落ちでもしたんじゃないかと思います。

さあ!とりあえず奥までレッツゴー!

 

 

「カナタ………我が…本意ではなかったが……ここまで、来た事。勝利を得た事は、素直に褒めるとしよう―――…「カイルさん! カイルさん!この床のデザイン!シンメトリーになった狼がそれぞれ左右に向いてるのか、ここの一番大きい部分ら辺を鼻とした一匹のライオンっぽいのなのか!どっちに見えます!?」

「え…;普通に、左右対称になってるんじゃ…?;」

「意外と一匹ってのもあるんじゃないか?」

「わ〜すごいですね!」

「騙し絵になってるんじゃない?…いい加減真面目に戦闘しなよ。」

「ムムーーー!!」

「人の話を聞け!!(怒)」

軍師のレオンさんを放置して、床に広がった獣の紋章のデザインについてあーだこーだ言ってたら怒られた。

まあ、なんだかんだでその獣の紋章と戦う羽目になったりした!―――ちなみに、実体化したら、2つ顔があったので、多分双頭の狼だったらしい。

それを、どりゃどりゃ!と倒して、奥へと進むと王座の間に、脱いだ上着が一枚…中身は?

「うーん??(逃げたかな?)」

ジョウイにしては、グッジョブ!とか思っていると――――城が急に揺れ始めた。

「崩れる?;」

カイルさんの一言に、『脱出』と『自爆スイッチ』という単語が脳裏を過ぎった。

…むやみやたらに危機一髪な大脱出になった。

 

 

 

こうして…

戦いは一段落着いた。

ハイランドは実質上無くなったし、後は新しい国づくり…。

てくてく大広間に向かって歩きながら、考える。

 

―――逃げるなら今がチャンス!

 

仕事は済んだし!

ジョウイとの約束の場所行って、ナナミ迎えに行って、―――――カイルさんとラブラブ…!

もー!その為だけにやってきた!

大広間に着いて…

 

「カナタ様、未だ北にはハルモニア神聖国がありこの平穏も、いまだ万全のものではありません。かつて都市同盟は、お互いを信用出来ずルカ・ブライトにより打ち破られました。この地には、より大きな一つの国が必要なのです。
カナタ様、この地にオレンジドラゴン国を打ち立て、その国のリーダーとなってください。これは既にシュウ殿の(云々)」

「我らトゥーリバー市は三院会議揃ってこの案に賛成いたしております。」

「より強い国が出来上がるのなら、俺達にも、文句はない。」

「マチルダ騎士団は失われましたが、我ら揃ってカナタ殿に従うつもりです。」

「私もマイクロトフと同じ気持ちです。」

「ミューズ市は、その力の殆どをルカ・ブライトにより奪われましたがかつての盟主としての誇りを失っておりません。そして、ミューズ市市長代行としてカナタ殿に従う気持ちです。」

 

「それは出来ません!」

 

NO!お断りします!!

で、ダッシュでトランへ向かった。

僕の人生飼い殺されてたまりますかー☆僕は愛に生きる漢です♪

「カイルさーん♪いっしょに戦ってくださ〜い♪」

「カナタ…」

どうして?と言わずとも、カイルさんの目が語っている。

「―――ジョウイと決着つけるんで、着いてきてくれますか?」

「―――…わかった…」

さあ!レッツゴー!約束の地へ!!

 

…でも、とりあえずキャロへ。

 

想い出の木を見て、じいちゃんの墓に手を合わせ、じいちゃんに供える(ふりをしてナナミに差し入れ)お土産を置いて、…それをカイルさんは黙って一緒に見ていてくれた。

―――――さあ!張り切って、ジョウイを確保するぞー!………………でも、あの例の場所ってどこから行くんだっけ?;流されたショックで地理がよくわからなくなってしまった!!

 

 

それでもなんとか着いた場所で、ジョウイと決闘。

………かなりの苦痛だった。こう、肉体的でなく、主に精神的に。

 

「何故、戦わないカナタ!」

 

一方的にジョウイにボコられ、そんな事まで言われる始末。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜戦えるかーッ!(怒)あんな顔で僕らの事を見てるカイルさんの前でーーー!!(怒)

ビキビキ来ながらも、紋章の運命やら何やらを総拒否し続けていると、…片方ずつの紋章でも、命が削られない状態になった。

おお…奇跡?無論…僕のカイルさんを思う!愛の奇跡です!!(カイルさんが良かったって感じでちょっと笑ってくれてるのがかなり嬉しかった…!)

 

「ところでジョウイ…」

「なんだい?」

「その装備って前別れた時のままの?貧乏性過ぎる!!」

「ここは感動する所だろ!?;」

「あの…ジョウイ君、良かったら装備…;」

 

カイルさんを真ん中に挟んで、ギャーギャー!言い争う。

そんな事をしていたら、シュウが来て、ナナミの生存情報をくれた。(遅過ぎる!>怒)

まあ…とりあえず、ジョウイもいるし、ナナミを迎えにキャロへGO〜!

って言うか…――――――このままカイルさんも一緒に旅に出れば、ちょうど良いですよね…(キラリ)

でもっ…まあ…っナナミも希望もあるしっ…一旦は…一旦はっ…(血涙)

「いってきまーーーす!!(涙)すぐ戻りますから!半年…いえっ!数ヶ月程度で戻りますからーーー!!(号泣)待ってて下さいねー!!うわーーーーん!!(血涙)」

「粕シ年!?;」

「4人で旅もいいけどっ最初は3人なのよー!ねっねっ♪」

「いってらっしゃい…;」

カイルさんの返事はYESしか聞く気ないです!

でも、ホントは今連れて行きたいですーーー…

あ。でも、カイルさん居ないうちにやる事はやっておかないと☆

「ジョウイジョウイvまずは良い義手屋さん見つけないとね♪」

「え??一体何の話を…?」

「大丈夫大丈夫!痛くしないから!」

「本当に何の話なんだいッ!?;」

「いや!まずはよく切れる刃物からだ〜〜!!」

「わ〜vカナタ楽しそうねー!」

「カナターーー!?;」

さー♪ジョウイの腕…じゃなくて、手切り落として、紋章完成させてー♪

カイルさんと一生ラブラブ計画〜〜〜♪♪

未来は薔薇色に輝いています!!

 

 

終わり

 

 

お疲れ様でした!

以上で7周年企画終了です!

ここまでありがとうございました〜!

…需要があったかはさておき!(拍d要なものを放り捨てた!?;)

何とか年内に終了しました♪

…6周年記念は着手出来ていませんが…(吐血)

今後ともよろしくお願いしますー♪